フォースインディア、オコン放出の可能性を認めるも、メルセデス次第!?

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フォースインディア、オコン放出の可能性を認めるも、メルセデス次第!?
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
翻訳:: 田中健一
2018/07/24 22:49

フォースインディアは、エステバン・オコンが来季ルノーと契約することについて、許可することを検討する用意があると認める。

Esteban Ocon, Force India VJM11, leads Marcus Ericsson, Sauber C37
Esteban Ocon, Force India
Esteban Ocon, Force India VJM11
Esteban Ocon, Force India F1
Esteban Ocon, Force India VJM11
Esteban Ocon, Force India F1
Esteban Ocon, Force India VJM11
Esteban Ocon, Force India VJM11
Sergio Perez, Force India
Sergio Perez, Force India VJM11, Lewis Hamilton, Mercedes-AMG F1 W09 and Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Lance Stroll, Williams

 2016年のベルギーGPでマノーからF1デビューを果たしたエステバン・オコン。彼はメルセデスと長期契約を交わしているものの、昨年から現在に至るまでフォースインディアのマシンを走らせている。

 オコンとメルセデスの来季の契約は、メルセデスのワークスチームに乗る場合のみ延長することができるという合意内容になっていると言われている。しかしながらこの数週間、メルセデスは2019年にオコンをルノー入りさせることに熱心であると伝えられている。これはメルセデスが、将来オコンをワークスチームのドライバーとして迎え入れる時に向け、経験を積ませることを目的としていると言われる。いくつかの情報筋によれば、すでにオプション契約に合意されているとも伝えられている。

 一方、ルノー側から見れば、ライバルメーカー育成のドライバーに、マシンの1台を託すということになる。普通に考えればありえないこととも言えるが、オコンとルノーの母国はフランスであり、ルノーとしてみれば、フランス人を走らせるというだけでも、大きなメリットがあるはずだ。

 オコンとの契約について尋ねられたメルセデスのチーム代表であり同社のF1責任者でもあるトト・ウルフは、motorsport.comに対して次のように語った。

「それについて我々は知らない。コメントできないんだ。状況は複雑なのだ」

 またオコンがメルセデス以外のチームへと移籍する場合には、フォースインディアがそれを許可する必要があるという。そしてその際には、移籍金も必要であることを、フォースインディアのCOOであるオットマー・サフナウアーは明かす。

「我々は、ドライバーとの契約の詳細を開示しないように努めている。しかし、我々が彼を解放しなければならないだろうということは、言っても問題ないだろう」

 そうサフナウアーは語る。

「状況が我々にとって最善のモノとなるのなら、それを検討しなければいけないだろう。我々はエステバンのことが好きで、彼はチームに対して素晴らしい仕事をしてくれた。でも、最終的には我々の判断次第だ。ルノーが多額の支払いを許容するなら、私はそれ(オコンを放出すること)を検討するだろう」

 ルノーの来季のドライバーラインアップは、非常に複雑な状況となっている。カルロス・サインツJr.は、現在レッドブルからのレンタルという形でルノーに所属しており、彼にはレッドブル陣営に戻るというオプションも存在する。しかしながらその際には、トロロッソではなくレッドブルのドライバーとして起用しなければならないとの合意があると言われており、それが実現されない場合は、サインツJr.に選択権があると考えられている。そしてレッドブルは、この数週間のうちにダニエル・リカルドとの契約を延長するとみられ、そうなればサインツJr.のレッドブル入りの可能性は潰えることとなる。

 ルノーのチーム代表であるシリル・アビテブールは、サインツJr.との契約を延長する可能性が残っていることを認めた。

「決定を遅らせている理由のひとつは、リカルドの決断だ」

 アビテブールはそうmotorsport.comに対して語った。

「この週末に行われたメルセデスの発表により、ドミノ効果があることを期待している。特にリカルドについて。それは我々について、いくつかのことを明確にしてくれるだろう」

「もうひとつ言えることは、我々のチームに参加することに対して興味を持っているドライバーが、数多くいるということだ」

「したがって、今後数週間かけて検討することができる選択肢が、我々にはあるということだ。その後、決断を下すことになるだろう。一度確信を持つことができれば、決定を遅らせる理由はない」

「カルロスは安定性と献身的な仕事、チームスピリッツ、そして素晴らしいペースをもたらしている。おそらく、彼はフリーエージェントとなるだろう」

「とは言え、我々は時間をかけてすべての選択肢を検討し、ルノーにとって来年だけではなく今後2〜3年を見た場合でのベストな決断をしなければならない」

 サフナウアーはフォースインディアの2019年のラインアップはまだ何も決まっていないと主張。他チームへの移籍も噂されるセルジオ・ペレスとの契約を急いでいないと語る。

「まだ早い。すべての可能性は、まだ開かれたままである」

 そうサフナウアーは語った。

「チェコ(ペレスの愛称)について言えば、彼の支援者と、来年やりたいことについて話を始めた段階だ。通常、そういう話をするのはメキシコGPの辺りだ。だからチェコについてはまだ早すぎる」

 現ウイリアムズのランス・ストロールも、来季フォースインディア入りを狙っているとも言われている。これについて尋ねられたサフナウアーは、次のように語った。

「それを可能とするには、シートが必要だ。でも、もしドライブするシートを探す立場だったら、フォースインディアが選択肢に入ることは間違いないだろう」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー エステバン オコン
チーム フォースインディア , ルノーF1チーム
執筆者 Adam Cooper
記事タイプ 速報ニュース