若手コンビで浮上のきっかけ掴む! ウイリアムズ、2020年マシン『FW43』発表
ウイリアムズF1チームが、2020年マシンである『FW43』を発表した。
写真:: Williams F1
ウイリアムズF1チームは2月17日、2020年シーズンを戦うニューマシン『FW43』の画像をオンライン上で発表した。
かつては常勝チームであったウイリアムズも、ここ数年は苦戦が続いている。ルーキーのジョージ・ラッセルと、9年ぶりのF1復帰となるロバート・クビサという布陣で臨んだ2019年シーズンは、マシン開発が遅れた影響でプレシーズンテスト初日と2日目を欠席するなど、いきなりつまずいた。その遅れは最後まで響き、最終的にチームが獲得したポイントは、大荒れのドイツGPでクビサが獲得した1ポイントにとどまった。
ドライバーラインアップは、新鋭ラッセルが残留し、新たに2019年FIA F2ランキング2位のニコラス・ラティフィが加入。若手ドライバーコンビで復活への狼煙を上げる。
また、その脇を固めるドライバーたちも充実している。リザーブドライバーには昨年F2で活躍したジャック・エイトケン、テストドライバーにはイスラエル人ドライバーのロイ・ニッサニーが控えており、共に金曜フリー走行1回目のセッションに出走する予定だ。さらには今季F2に参戦するダニエル・ティクトゥムと、Wシリーズ初代女王のジェイミー・チャドウィックが開発ドライバーとしてチームを支えることとなる。
昨年は白と水色を基調としたカラーリングとなっていたウイリアムズだが、今回発表されたFW43のカラーリングは、白と赤をベースに、水色がアクセントしてあしらわれたものとなっている。そして今季もメインスポンサーを務める『ROKiT』のロゴが、サイドポンツーンとリヤウイングに大きく掲示されている。
なお、2020年のF1プレシーズンテストはスペインのカタルニア・サーキットで開幕する。2月19日から3日間のテストが行なわれた後、2月26日から同サーキットでさらに3日間のテストが行なわれる予定だ。果たしてウイリアムズは初日の走行に間に合うのか……そこも注目ポイントのひとつと言える。
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