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ライコネン「”ナンセンス”な報道はF1に悪影響」F1の政治性にも言及

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ライコネン「”ナンセンス”な報道はF1に悪影響」F1の政治性にも言及
執筆:
協力: Roberto Chinchero
2018/11/01 9:01

ライコネンは、メディアの発するゴシップ記事などはくだらないものであると考えており、それがなければF1はもっと良くなるだろうと話した。

 今年は、2007年のF1チャンピオンであるキミ・ライコネンの将来について多数の憶測が飛び交った。かつてライコネンが所属していたマクラーレンが彼に関心を持っているという噂や、ライコネンが今年限りでフェラーリのシートを失い、F1を引退するのではないかという推測までなされた。

 しかし最終的には、ライコネンはシャルル・ルクレールのフェラーリ加入に伴いチームを離脱し、その後ザウバーと2年契約を締結したことが発表された。

 motorsport.comの独占インタビューに応じたライコネンは、ネガティブな報道がF1に明確な影響を与えていることついて懸念していると明かした。

 メディア露出がなくなると、その結果として収入が減る可能性がある。それについて尋ねるとライコネンは「それは望まない。皆いなくなってしまうだろう。だけど僕はメディアがサラリーを生むとは考えていない」と答えた。

「人々は『F1はエキサイティングではない』『(求めているものは)これではない』『なぜ人々は大きな関心を持たないのか?』と常に不満を言っている」

「だけど正直、メディアや彼らの書くストーリー、ゴシップなどは、なんてくだらないものなのかと思っている。こういったものがこんなにも増えなければ、F1はもっと良くなるだろう」

「ナンセンスなものをたくさん生み出そうとしている。それがF1に害を及ぼし始めるんだ。そういうナンセンスなものが減って、事実に基づいたものが増えれば、多くの点でF1にとってより良い状況になるはずだ」

 ライコネンが筋の通ったアプローチをし続けたことで、彼はチームメイトのセバスチャン・ベッテルとの間に強力な関係を築くことができた。そしてそれは、2014年から続くフェラーリでの”第2スティント”がこれほどまでに長く続いた理由のひとつでもある。

 F1の政治的な面に対するライコネンの態度は、問題を引き起こすメディアへの彼の考え方と似たようなものだ。彼は「政治は、F1において大きな役割を演じていると思う」と話した。

「政治的な駆け引きがなければ良いだろう。だけどこの頃はどのスポーツを選択しても、多額のお金が絡んで、おそらく同じストーリーになる。それはスポーツにとってよくないことだ」

 キャリアの終盤を迎えているライコネンは、インスタグラムで子供たちとの日常を公開したり、自伝を出版するなど、これまで以上にオープンな態度を取っている。

 そして彼がF1でのキャリアをスタートさせたザウバーでもう一度F1に乗ることを決めた理由のひとつに、ザウバーの本拠地であるヒンウィルという都市が、彼の自宅から近いということが挙げられる。

 ライコネンは現代のF1について、レースに関係のない”移動”は好きではないと語った。

「子供がいれば、いつも子供を膝の上に抱いて時間を過ごしてきた」

「だからそれ(レース以外の移動)が好きじゃない。『お父さんは2週間後に帰ってくるからね』と言わなければならない時は、娘はそれ以上に長く感じているんだ」

「疲れている時には、『なんで自分はここにいるんだ? ここじゃなくて、家にいたい』と思うこともある。だけどそれが普通だ」

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ドライバー キミ ライコネン 発売中
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執筆者 Scott Mitchell