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ライコネン、酒席でトラブル? 女性からの金銭要求に、”恐喝”被害主張

モントリオール在住の女性がライコネンに身体を触られたと主張しているが、ライコネン側は女性による恐喝だとして被害届を出している。

Kimi Raikkonen, Ferrari

写真:: Sutton Images

Kimi Raikkonen, Ferrari
Kimi Raikkonen, Ferrari
Kimi Raikkonen, Ferrari
Kimi Raikkonen, Ferrari
Kimi Raikkonen, Ferrari and Mark Arnall, Trainer
Kimi Raikkonen, Ferrari, and Marcus Ericsson, Sauber
Kimi Raikkonen, Ferrari, on the grid

 フェラーリのキミ・ライコネンが、トラブルに巻き込まれている。ライコネン側のモントリオール法律チームは、性的な不法行為を告発されたくなければ、莫大な額のお金を支払うようライコネンは要求されており、恐喝の被害に遭っていると主張している。

 事の発端は2016年のカナダGPの後、バーで働いていた女性が、”ある”F1ドライバーとその友人との間でトラブルがあったとネット上で明かしたことだ。

 彼女はウエイトレスとして働いており、ドライバーの友人が下着を触ってきた際、酔っ払ったそのドライバーにも胸を触られたと主張しているのだ。

 そして今年の初め、彼女はそのドライバーに対して行動を起こすことを決めたと発言していた。

 ライコネンの法律チームの代表は、その女性が最初に彼らに告発を行ってきたと、motorsport.comに語った。彼らは5月23日に、賠償金を支払わなければ公に告訴するとの書状を受け取った。その賠償金の額は莫大なものだったという。

 ライコネンは女性による申し立てを完全に否定し、ライコネンの代理人は”ドライバーの名声を守る”唯一の手段として、逆にこの女性による恐喝だと被害届を提出することになったと述べている。

 この件の解決には少なくとも数カ月はかかるだろうが、motorsport.comの調べによれば、すでにその女性が警察と会い、自分の見解を伝えたとのことだ。

 女性の代理人となった『Legal Logik』は、最初にライコネン側に接触した際に、金銭要求がゆすりだと誤解されたとしている。

 同社の代表であるジェイミー・ベニズリー氏は、ライコネン側により被害届が突然提出される前に、非常に短い議論が行われ、事態は正しい方向に向かうように見えたと話した。

 ベニズリー氏は「この件について和解するというアイデアの下、彼の見解を聞く機会があり、直にビデオ通話をしたり彼の法律チームに会ったりもした。金額についても話をしたし、あらゆることを議論した」と述べた。

「これは、不公平な交渉のテーブルにつくことを恐怖しなければならない、ギャング同士のやりとりではないのだ」

 ベニズリー氏は、警察に被害届が出されたことについて、”バズーカでアリを殺そうとしている”ようなものだと憤っている。

 今回のライコネンのトラブルをフィンランドの『MTV Uutiset』が最初に明らかにしたのは、”事件”が起きた2年後に当たる、今年のカナダGP直前だった。

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