ルノー、ハロ搭載ミラー導入を再検討。フェラーリのウイング除去影響

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ルノー、ハロ搭載ミラー導入を再検討。フェラーリのウイング除去影響
Scott Mitchell
執筆: Scott Mitchell
2018/06/05 11:11

ルノーは、フェラーリがFIAの指導を受けたことを踏まえ、ハロにサイドミラーを搭載する手法を再検討している。

Ferrari SF-71H with mirror on halo detail
Sebastian Vettel, Ferrari SF71H with mirror mounted on halo
Ferrari SF71H mirror on halo
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18

 ルノーは、ハロにリヤビューミラーを搭載することを検討していたものの、フェラーリがFIAからの指導により”補強用”ウイングレットを除去したことを受けて、ミラーマウントの再検討を行っているようだ。

 フェラーリは、コックピット保護デバイスであるハロにミラーを搭載した最初のチームだ。スペインGPでは、ミラーのマウント部分からウイング状のパーツが伸び、金属製のロッドでミラー本体を吊り下げるような形となっており、チームはミラーを支持するために、ウイング状のパーツは必要だと主張していた。

 しかしFIAは、このウイングレットによって空力的な恩恵を狙ったモノだとして禁止を通達。フェラーリはモナコGPからウイングレットを取り除いている。

 実は、ルノーもスペインGPの際に、ハロに搭載するミラーを持ち込んでいた。とは言っても、それは3Dプリンターで作られており、ドライバーがミラーを見た際の視界を確認するためのプロトタイプだったという。

 そのデザインは、ハロから長いウイングレットを伸ばし、その下にミラーを搭載するというものだった。

 ルノーのシャシー担当テクニカルディレクターであるニック・チェスターは、次のように述べた。

「我々はミラーのプロトタイプを持ち込んでいたが、FIAのTD(技術指令書)によれば、それはおそらく使えないだろう。だからハロ搭載ミラーについて、別のやり方を探している」

「我々がプロトタイプを試していた理由は、ドライバーが適切に(ミラーを使って後方が)見えるかどうかを確認するためだった。今は別の手法を模索している」

 FIAは、ミラーを支持するためのエレメントは空力的な恩恵が最小限でない限り追加が許されないと宣言。またミラーのマウントであると主張するデバイスは、構造的に”意味のある”部分だということを証明する義務が、チームにあるとしている。

「ボディーワークが存在できる空間に関して、常に何か他の用途を見つけようとしているので難しい問題だ」とチェスターは話した。

「最近出されたTDには、ミラーを支えるステーはミラー本体の側面または底面に接続されなければならないと書かれている。それは非常に明確だ」

「ウイングレットが出現し、すぐにそれは廃止された。どちらにせよ、それが長く存在することはなかっただろう」

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シリーズ F1
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Scott Mitchell