ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】
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ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】

ルノー、ハロ搭載ミラーのデザインを修正もカナダGPでの使用は未定?

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ルノー、ハロ搭載ミラーのデザインを修正もカナダGPでの使用は未定?
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
協力: Giorgio Piola
2018/06/09 0:33

ルノーは今週末のカナダGPに向けて、ハロに搭載するミラーに修正を加えたものを持ち込んだ。

 ルノーは、ドライバーの頭部保護デバイス『ハロ』に搭載するミラーに修正を加え、今週末のカナダGPに持ち込んでいる。

 数週間前にFIAがハロにミラーを搭載することを許可して以降、ルノーはミラーのデザインの変更を検討していた。

 スペインGP後に行われたインシーズンテストでは、ドライバーの視界を確認するため、3Dプリンターで製作されたミラーが搭載された。しかしフェラーリが使用したミラーのデザインを受けて、FIAがこのミラーによる空力的なサポートを得ることを取り締まったため、ルノーは予定していたさらなるアップデートを行うことができなくなってしまった。

 つまりルノーの元々のミラーは、FIAによって禁止された空力的なサポートを得ることができるものに似ていたということであり、再びデザインし直さなければならなかった。

 これについてルノーのテクニカルディレクターであるニック・チェスターは、次のように話した。

「我々は短期間でプロトタイプのハロを製作した。しかしそれはTD(テクニカルディレクティブ/技術指令)によれば使用できないので、ハロ搭載ミラーを使用するために異なる方法を探している」

 ジョルジョ・ピオラの独占写真によれば、ルノーはデザインの見直しを行い、ミラーのサポートをより単純化しているようだ。

 ルノーがいつこのミラーをレースで使用するのかは明らかになっていない。だがハロにテープが巻かれているのを見ると、完成したデザインではないようだ。もしくは、まだドライバーの視界を評価する段階にあるだけなのかもしれない。

低ドラッグ仕様のセットアップ 

Mercedes-AMG F1 W09 in pit lane with Mercedes AMG F1 mechanics

Photo by: Simon Galloway / Sutton Images

 カナダGPが開催されるジル・ビルヌーブサーキットには長いストレートがあることから、今週末チームは低ドラッグ用のセットアップを組まなければならない。

 メルセデスは、モナコGPで使用していたサイドポッドのフィンを取り外した。これにより、ダウンフォース改善のために気流をコントロールすることに役立つ。

メルセデスがモナコGPに持ち込んだサイドポッド 

Mercedes-AMG F1 W09 side pods
Mercedes-AMG F1 W09 side pods

Photo by: Giorgio Piola

今回のカナダGPに持ち込まれた仕様 

Mercedes AMG F1 W09 sidepod detail
Mercedes AMG F1 W09 sidepod detail

Photo by: Giorgio Piola 

フェラーリはドラッグを最小限に抑えるためにTウイングを除去 

Ferrari SF71H rear wing detail
Ferrari SF71H rear wing detail

Photo by: Giorgio Piola 

Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H

Photo by: Mark Sutton / Sutton Images

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この記事について

シリーズ F1
イベント カナダGP
ロケーション サーキット・ジル・ビルヌーブ
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Jonathan Noble