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空力ルール改正は必要? ”ドライバーもルール作成に加わるべき”との声

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空力ルール改正は必要? ”ドライバーもルール作成に加わるべき”との声
執筆:
2018/05/15 7:05

2021年以降のレギュレーション変更を前に、来年からのオーバーテイク促進を目指したルール変更などに疑問の声が上がっている。

Sebastian Vettel, Ferrari in the Press Conference
Sebastian Vettel, Ferrari SF71H
Sebastian Vettel, Ferrari SF71H
Sebastian Vettel, Ferrari SF71H
Sebastian Vettel, Ferrari SF71H
Pole sitter Lewis Hamilton, Mercedes-AMG F1 W09 waves to the crowd
Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-18
Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-18
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14

 来年以降、F1マシンが前のマシンに近づくことをより容易にし、オーバーテイクを増加させようとする新しいレギュレーションが議論されている。その核となっているのが、フロントウイングをよりシンプルなものにするという案である。

 2009年以降のF1は、一時ダウンフォースを減らす方向に向かっていた。しかしながら2017年に大きなレギュレーション変更が行われ、F1マシンは超ハイダウンフォースのモンスターと化した。これについてフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、「僕は少しおかしなことだと思う」と話した。

「2009年、僕たちは『ダウンフォースを減らしてもっと良いレースをしよう』と言った。あまり多くのことが変わったとは思わないけど」

「その後僕たちは、『マシンが遅すぎる。もっと空力開発をしてマシンの幅を広くしよう、もっと目を見張るものにしよう』と考えた。そして今、僕たちはもう一度マシンを遅くしようとしている」

「まるでアメリカに向かってクルージングをして、100回も方向を変えているみたいだ」

 スペインGPの予選後の記者会見では、ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)が、2019年のレギュレーションはマシンを1.5秒遅くし、自分たちを後退させるものだとフラストレーションを感じていると語っていた。なお今年の予選でハミルトンが記録したタイムは、昨年のポールポジションタイムを3秒近く上回るものだった。

「僕たちは、限界を超えるためにプッシュしたい」とハミルトンは語った。

「今年のエキサイティングな要素のひとつに、コースレコードを更新しているということが挙げられる」

「僕らは信じられないような素晴らしいテクノロジーを持っているし、その技術を使用して素晴らしいことを成し遂げている。レースは良くなっているし、最低でも今年と同じくらい速くあるべきだ」

 ベッテルはハミルトンのコメントに同意し、こう話した。

「オーバーテイクのために何が必要か、僕たちに尋ねてみるべきだ。僕らがすべてのことをわかっていると言うつもりはないけど、マシンのフィーリングやドライブの仕方、オーバーテイクをするための限界を分かっている。それなのに僕たちは何も訊かれていない」

ドライバーもルール作成に参加すべき

 ケビン・マグヌッセン(ハース)やダニエル・リカルド(レッドブル)らも、何らかの方法でドライバーたちがレギュレーション作成のプロセスに加わるべきだというベッテルの意見に賛成している。

 マグヌッセンはスペインGPを前に、2019年に向けたレギュレーション変更の必要性を認識していないと語った。

「来年に向けて、レギュレーション変更は必要ないと思う」

「僕たちが望んでいたような効果はないと証明されるのではないかと感じている」

「わずか2年後には、フロントウイングに新しいコンセプトを取り入れようとしている。この3戦は素晴らしいレースだった。どうしてそこ(2021年のルール改正)までこのままでいようとしないのか? この2、3年を使ってやり遂げようとするべきじゃないのかと僕は思うけど」

 またマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、”もしレースがもっと良いものになるならば”マシンが遅くなることを厭わないと話した。

「僕にとっては、コースレコードを記録することは重要ではない」とフェルスタッペンは語った。

「レコードを更新したり、前のマシンにもう0.5秒速く近づけるようになるよりも、良いレースをできる方がずっといい」

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執筆者 Scott Mitchell