ハミルトン、接触しかけたシロトキンは「敬意のない動きだった」と主張

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ハミルトン、接触しかけたシロトキンは「敬意のない動きだった」と主張
Valentin Khorounzhiy
執筆: Valentin Khorounzhiy
協力: Scott Mitchell
2018/11/11 2:57

ハミルトンは予選中にあやうく接触しそうになったシロトキンについて、敬意のない動きをしていたと話した。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、ブラジルGPの予選Q2で接触しそうになったセルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ)について、相手のドライバーに対して敬意のない動きをしていたと語った。

 予選Q2が始まると、多くのチームが雨脚の強まる前にタイムを出そうと急いでいた。アウトラップを走っていたシロトキンは、アタックの直前にスロー走行していたハミルトンに追いついたため、彼を追い抜こうとした。

 この時レーシングライン上を走っていたハミルトンは、後ろから走ってきたシロトキンを避けようと左側へ動いたが、あやうくそのシロトキンと接触してしまうところだった。なぜならシロトキンも、ギリギリのところでハミルトンをかわそうとして、スピードを落として左側に寄ったからだ。

 予選後ハミルトンは、オーバーテイクを試みたシロトキンは間違っていたと主張した。

「皆がアウトラップを走っていた。セルゲイも、僕も、僕の前を走っているドライバーも、全員がそうだった。バルテリ(ボッタス)が僕の前を走っていて、ギャップを築くためにスピードを落としていた。だから僕も、確実に彼との間にギャップを保たなければならなかった」

「僕が認識していた限りでは、あのラップでは後ろに誰もいなかった。(前車との)ギャップがあることを確認して、気をつけていた。そうしたら、突然ターン11の出口でハイスピードのマシンがやってくるのが見えた。僕は『誰が(アタック)ラップを走っているんだ?』と思った」

「僕は左側に動いた。彼もそちら側に動くことを決めていたようだけど、実際にアタックラップを走っていたわけではなかった。彼が何を考えていたのか本当にわからない」

「全ドライバーがお互いに敬意を払っている。僕だってバルテリをオーバーテイクできたかもしれないし、バルテリも前にいる誰かを追い抜くことができたかもしれない。(全員が)スペースを空ける必要があるということを理解している」

「だけど今回は、大いに敬意に欠ける動きだった。僕たちはふたりとも危険な状況にいた」

 幸い彼らは接触せずに済んだが、シロトキンは完全にスピードを落とすことになった。その後両者はそれぞれのアタックラップを始めたが、シロトキンはハミルトンに追い抜かれてしまった。彼はその直後にターン1でもう一度ハミルトンの前に出ようとしたが、結局それは実現しなかった。

「何かおかしいと思った」とハミルトンは話した。

「彼はにはスペースがあったのだから、あれは完全に不要だった。結局、彼のラップも僕のラップも素晴らしいものにはならなかった」

「彼が今回の件から学習できるよう願っている」

 またハミルトンは、キミ・ライコネン(フェラーリ)との間にも似たような出来事があった。Q2でアタックラップを走っていたライコネンは、スロー走行中のハミルトンを追い抜くために走行ラインを外れることを強いられたのだ。

 これについてライコネンは、「彼はスロー走行していたと思う。だけど道の真ん中にいた。そういう時は走行ライン上に留まるか、そこを外れるかだ。彼らがどちらを行くかはわからない」と話した。

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