マグヌッセン「7番手は”ポールポジション”」これ以上は望めないと満足
ケビン・マグヌッセンは、予選7番手は自分たちにとってポールポジションを獲得したようなものだと語った。








ハースのケビン・マグヌッセンは、予選7番手は上位3チーム以外のドライバーが獲得できる最上位のポジションであり、自分たちにとっては”まるでポールポジション”を獲得したかのようだと話した。
予選Q1を7番手、Q2を6番手で突破したマグヌッセンは、Q3で7番手を獲得した。彼はレースに向けて、誰にも自分の前を走らせないように準備をしていくと語った。
「僕たちにとってはポールポジションだ。これ以上うまくやれたとは思えないよ」
「フェラーリかメルセデスか、あるいはレッドブルに所属していない限り、ここ(7番手)がポールポジションだ。僕は誰かにアタックを仕掛けることができるわけではないし、本当にポールポジションを獲得した気分だ」
「もちろん、もしチャンスがあればそれを掴みたい。だけど僕の前にいる人たちと戦えるとは思っていない」
「僕のポジションでは、オープニングラップが最も重要になる。あまり得るものは多くないけど、失うものは大きい」
上位のマシンを先に行かせて、自分自身は前がいない状態で中団争いをリードするという戦略をとるのかと訊かれたマグヌッセンは、「その選択肢はない。何があろうと彼らは前に行くだろう」と答えた。
「もし7番手で1周目を走る終えることができたら、それはレースをリードしているようなものだ。上位のドライバーが行ってしまえば、自分は乱気流を受けないだろう」
「明日は誰が7番手を走ろうと、そこは良いポジションになるはずだ」
マグヌッセンと同列に並ぶ8番手には、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがつけている。アロンソは予選Q2をスーパーソフトタイヤで突破しており、決勝レースもそのタイヤでスタートする。
彼はアロンソについて、「横に誰がいようと、1ストップ作戦では苦労することになると思う」
「もし彼が僕の前に出たとしても、基本的には彼がピットに入るのを待つ余裕はあるだろう。その時はクリーンなレースをしなければならない」
「スーパーソフトでスタートするのは明らかに良くない。明日は彼以外にスーパーソフトを履いてスタートする人はいないのではないかと思う」
「(ソフトよりも)速くないし、タイムが上がる傾向もない。磨耗はこちらの方が早いけど、(ラップタイムは)遅いんだ」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | スペインGP |
ロケーション | サーキット・デ・カタルニア |
ドライバー | ケビン マグヌッセン |
チーム | ハースF1チーム |
執筆者 | Glenn Freeman |