メルセデス、”FIAにタイヤを変えるよう働きかけた”という推測を一蹴

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メルセデス、”FIAにタイヤを変えるよう働きかけた”という推測を一蹴
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
2018/05/13 8:50

メルセデスは、通常とは異なるタイヤを使用するようにとピレリに影響を与えたという噂を否定した。

Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09
Valtteri Bottas, Mercedes AMG F1 W09
Valtteri Bottas, Mercedes AMG F1 W09
Pole winner Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1, acknowledges fans after qualifying
Valtteri Bottas, Mercedes-AMG F1 W09
Valtteri Bottas, Mercedes-AMG F1 W09

 メルセデスのトト・ウルフ代表は、今週末のスペインGPにトレッドの薄い、通常とは異なるタイヤを持ち込むようにFIAに働きかけたという噂を一蹴した。

 2018シーズンの開幕前には、バルセロナ、ポール・リカール、シルバーストンの3カ所で路面の再舗装が行われた。3月に行われたバルセロナ合同テストでは、各チームがその再舗装の影響を受けてオーバーヒートを起こしてしまったため、この3カ所については実際のレースでは通常よりもトレッドの薄いタイヤを使用することが決定した。

 あるチームは、ここまでメルセデスは他チームよりもタイヤに苦戦していたが、ここで通常とは異なるタイヤを使用することに恩恵を受けたのではないか、またポール・リカールとシルバーストンでもそうなるのではないかと示唆していた。

 予選では、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジション、チームメイトのバルテリ・ボッタスが2番手とメルセデスがフロントロウを独占する結果となった。ハミルトンにとっては、開幕戦以来となるポールポジションだった。

 しかしウルフは、ばかげた話だとその推測を一蹴した。

「くだらない。バルセロナ合同テストでは全チームがブリスターを起こしていた。とてもひどいものだった」

「レッドブルもフェラーリも、そして我々もそうだ。マクラーレンもそれを見ていただろう。あの時のタイヤは、レースでは保たないだろう」

「路面温度はとても低かった。それを理由に、ピレリはブリスターを避けるためにタイヤの厚さを変更した。今日はどのマシンでもブリスターを見ていないし、ブリスターを発生させていないという点では成功に終わっている」

「それゆえ、我々がピレリとFIAにタイヤに変更を加えるよう働きかけたという噂がどこから出てきたのか、私にはわからない。そのような影響を一度も見ていないし、なぜ噂を流す必要があったのか?」

 その一方でウルフは、バルセロナの気温が下がったことが、メルセデスの強みに繋がったということを認め、さらには冗談を交えた。

「少し気温や路面温度が下がった時に、我々は競争力を発揮できていたようだ」

「ここ数年もこのようなパターンがあった。我々の行く先々の天候を変えるために、システムを開発しているところだ!」

 彼は、メルセデスやライバルチームが今週末導入したアップグレードについて、その役割を重視していないと語った。

「各チームがアップグレードを持ち込んでいるが、F1では、アップグレードを投入して0.5秒速くなるマシンなどない」

「手がかりが見つからなかったと言う人もいるだろう。(アップグレードとは)わずかに利益を得られそうなものをマシンに乗せて、機能させるというものだ」

「我々が突然マシンが変わるようなことをしたとは思っていない。今日はタイヤを適切な作動温度領域内に持っていくことができたのだ。今後のレースでも同じことをしなければならない」

「空力パーツをマシンに取り付けたのではないし、突然マシンの挙動が変わったのでもない」

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この記事について

シリーズ F1
チーム メルセデス
執筆者 Adam Cooper
記事タイプ 速報ニュース