佐藤琢磨が語る”トロロッソ・ホンダ”「テストした時を思い出す」

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佐藤琢磨が語る”トロロッソ・ホンダ”「テストした時を思い出す」
執筆: 田中健一
2017/10/05 10:40

2008年にトロロッソのマシンをテストした経験を持つ佐藤琢磨。その佐藤に、来季誕生するトロロッソ・ホンダについて訊いた。

Takuma Sato, Scuderia Toro Rosso, STR03
Takuma Sato, Scuderia Toro Rosso with Franz Tost, Scuderia Toro Rosso, Team Principal
Takuma Sato, Scuderia Toro Rosso, STR03
Takuma Sato, Test Driver, Scuderia Toro Rosso
Takuma Sato, Scuderia Toro Rosso
Takuma Sato, Scuderia Toro Rosso
Takuma Sato, Test Driver, Scuderia Toro Rosso
Takuma Sato, Test Driver, Scuderia Toro Rosso

 2015年にF1に復帰したホンダ。当初からパートナーはマクラーレンであり、1980年代後半から1990年代前半の”マクラーレン・ホンダ黄金期”を思い起こさせるパートナーシップに、多くの人々が大きな期待を寄せた。しかし、なかなか思うような結果を残すことができず、結局新生”マクラーレン・ホンダ”は3年でピリオド。今季限りで関係を解消することとなった。

 マクラーレンと離別後のホンダは、新たにトロロッソとの契約を締結。来季からはトロロッソ・ホンダとして再始動することになる。

 このトロロッソのマシンには、かつて日本人ドライバーが乗ったことがある。佐藤琢磨である。2008年のことだ。

 当時の佐藤は、スペインGP限りで所属チームであったスーパーアグリがF1から撤退。シートを失っていた。そのため、F1復帰をかけ、トロロッソのマシンをテストドライブしたのだ。結局、チームはレッドブルの育成ドライバーであったセバスチャン・ブエミとセバスチャン・ブルデーを2009年のレギュラードライバーとして選んだため、佐藤がトロロッソのマシンでレースを戦うことはなかった。

 そのトロロッソが、ホンダと組む。これについて佐藤に訊くと、次のように答えた。

「僕、戻ろうか?」

 そう満面の笑みで語った佐藤。当時、テストをした時のことを踏まえ、次のように語った。

「(チーム代表の)フランツ・トストが日本贔屓なところもありますし(注釈:トストはラルフ・シューマッハーのマネージャーを務めていた経験があり、シューマッハーがフォーミュラ・ニッポンに参戦した際には来日していた)、チームを作っていく、引っ張っていく、チーム代表としての強さも持っています」

「あの時(2008年)にチャンスをくれて、3回もテストさせてもらいました。そしてチームの全員も含め、『2009年はトロロッソで走るぞ!』という感じだったんです。でも、いろんな事情があって、それは叶わなかった」

 そう佐藤は語る。

「あの時はフェラーリエンジンでしたけど、あのクルマにホンダエンジンが乗ると思うとね、僕もワクワクしますよ。紺色のスーツを着て、トロロッソでテストした時を思い出すと、僕も嬉しい」

「もちろん、マクラーレン・ホンダという素晴らしいコンビネーションもあります。でも、新しい歴史の1ページとして、トロロッソ・ホンダが大活躍する日が来るのが楽しみですね」

 佐藤琢磨は、そう期待を込めて語る。

 すでに協業が始まっているというトロロッソとホンダ。佐藤琢磨の期待に応える活躍をするのは、いつの日のことなのだろうか?

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー 佐藤 琢磨
チーム トロロッソ 発売中
執筆者 田中健一
記事タイプ 速報ニュース