ベッテル、2位争いを振り返る「最低のドライバーになりたくなかった」

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ベッテル、2位争いを振り返る「最低のドライバーになりたくなかった」
Valentin Khorounzhiy
執筆: Valentin Khorounzhiy
2018/10/02 8:07

ベッテルはハミルトンとのポジション争いについて、アグレッシブな動きでハミルトンのレースを台無しにするような”最低なドライバー”にはなりたくなかったと語った。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ロシアGPの決勝レースでルイス・ハミルトン(メルセデス)と2番手のポジションを巡って争ったことを振り返り、アグレッシブな動きをしてハミルトンのレースを台無しにするようなことをしたくなかったと話した。

 ベッテルは決勝レース前半にハミルトンよりも1周早くピットストップを行ったことで、2番手に浮上することに成功した。しかし、翌周にタイヤ交換を行ったハミルトンからプレッシャーを受けることになった。

 彼は最初に仕掛けられた際、スリップに入ったハミルトンをブロックした。だがハミルトンは、この時のベッテルの動きを『2回ラインを変えた』と無線で訴えた。この件は審議対象になったが、ベッテルにペナルティが科されることはなかった。

 この後ターン4でもう一度ハミルトンからアプローチを受けたベッテルは、ポジションを守れずに3番手に後退した。彼はレース後、”ターン2でハミルトンを苛立たせるつもりはなかった”と明かした。

「ポジションを守ろうとして、ターン2の出口で妥協を強いられた」

「彼(ハミルトン)がどこにいるのかを確認するのがとても難しかった。長いこと彼が見えなかったけど、その後で彼のタイヤだけが見えた」

「どこかに彼がいることはわかっていた。でも彼をグラベルやウォールに押しやるような、最低なドライバーにはなりたくなかった」

「彼がどこにいたのか全然わからなくて、ある段階で降参しなければならなかった」

「ターン4の出口でポジションを取り戻すことができたかもしれないけど、進入で彼を先に行かせなければいけなかった。そうでなければ、どこかのタイミングでばかげたことが起きていただろう」

「ポジションを落とした時はハッピーじゃなかった」

 オーバーテイクを成功させたハミルトンは、チームオーダーによってバルテリ・ボッタスと順位を入れ替えてトップに浮上し、今シーズン8勝目を挙げた。3位でレースを終えたベッテルとのポイント差は、これで50となった。

 ベッテルは、もしピットストップ後にボッタスに抑えられていなければ、ハミルトンの前を走ることができ、これほどポイント差が開くことを避けられたはずだと考えている。

「(ハミルトンの)前に出てからすぐに、僕はバルテリのブレーキのせいで抑えられた。だけど僕は彼のトウを使えると思ったので、気にしていなかった」

「あの時、明らかにルイスは(ピットストップ後の)1周目に新しいタイヤの恩恵を受けていた」

「残念ながら2番手のポジションを手放してしまった。だけど、2番手を走り続けることができたかもしれないと思っている」

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