下を向くな! ハース代表、ピットミス発生で落胆のスタッフたちを励ます

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下を向くな! ハース代表、ピットミス発生で落胆のスタッフたちを励ます
執筆:
協力: Adam Cooper
2019/03/18 5:40

ハースは、ロマン・グロージャンのリタイアの原因をホイールナットの損傷だと考えている。

 F1開幕戦オーストラリアGPにおいて、ハースのロマン・グロージャンは7番手を走行中にピットインしたが、左フロントタイヤの装着に時間がかかってしまった。

 グロージャンは大きく順位を落とした後、14周後にホイールが緩みリタイアした。

 ハースは昨年のオーストラリアGPもピットストップの際にミスがあり、ホイールがうまく装着されず、グロージャン、ケビン・マグヌッセンともにリタイアに追い込まれた。それ以前にふたりは4番手と5番手を走行していた。

 チーム代表のギュンター・シュタイナーは、2年連続の開幕戦リタイアとなってしまった原因は、ピットストップの際にホイールナットが傷んでしまったことにあると語った。

「ピットストップの際に、問題が起きていることがわかった。彼は約7秒ロスし、最終的にリタイアした。仮に完走していたとしても、ポイント獲得は厳しかっただろう」とシュタイナー言う。

「クルーはホイールを装着できたので、昨年と違いそのまま走行することができた。ただ、ピットアウトから15周目に機械的な故障でリタイアに追い込まれてしまった」

 正確には何が起きたのかを尋ねられたシュタイナーは「ホイールナットの破損だ」と答え、加えて「ナットがはまってはいたが、徐々に傷んでいって、最終的には壊れてしまった」とも答えた。

 ハースは以前、昨年のオーストラリアGPでの悲劇的なリタイアは、ピットストップの練習不足が原因だったと認めていた。

 昨年の一連のミスが、チームに過度なピットストップ練習を要求し、そのプロセスをより緊張させたのではと尋ねられたシュタイナーは、「いやいや、過度な練習だったと決めつけることはできない。練習しないとうまくいかないはずだ」と語り、それを否定した。

「今年は非常に良い準備をしてきたと思っている。我々のツキがなくなっていくとは思わないし、幸運は自ら引き寄せるものだ」

「昨年を思い返せば、オーストラリア以降問題はなかった。そして今年オーストラリアに戻ってきて、問題が再発してしまった」

「何が言えるだろうか? 練習に問題がある訳ではないと思う。我々は正しい仕事をしたが、それが起きてしまったというだけだ」

 シュタイナー曰く、グロージャンは今回起こったことについてさほど気にしていないと言う。

「彼はがっかりしていた。彼と話したが、それは無理もないだろう」とシュタイナーは語る。

「ただ、彼はマシンの調子が良いので前向きだ。今回がポイント獲得のラストチャンスだった訳ではない」

 さらにシュタイナーはこう続ける。

「私はチームのみんなにこう言った。『もしこうしていれば、何が起きて、どうなったかなど、あれこれ考え過ぎてはいけない。どのように修正していくかに集中しよう』と」

「我々は解決策を思いつくだろう。これはもう終わったことだ」

 なお、このレースでマグヌッセンは6位でフィニッシュし、ハースはコンストラクターズ選手権で4位につけた。

「全体的にネガティブなことよりもポジティブなことが多い。したがって、下を向いたり、涙を見せたりすることはない」とシュタイナーは最後に付け加えた。

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この記事について

シリーズ F1
イベント 第1戦オーストラリアGP
ドライバー ロマン グロージャン 発売中
チーム ハースF1チーム
執筆者 Matt Beer
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