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ウイリアムズ、来年もメルセデス製ギヤボックスを使用しないと決断下す

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ウイリアムズ、来年もメルセデス製ギヤボックスを使用しないと決断下す
執筆:
2018/09/01 12:25

ウイリアムズは、来シーズンもメルセデスのギヤボックスを使用しないという決断を下した。

Lance Stroll, Williams FW41
Lance Stroll, Williams FW41
Sergey Sirotkin, Williams FW41
Sergey Sirotkin, Williams FW41, pits
Sergey Sirotkin, Williams FW41, leaves his pit box during practice

 メルセデスからパワーユニットの供給を受けるウイリアムズは、2019年もメルセデスからギヤボックスの供給を受けないことを決定した。

 厳しいシーズンを過ごしているウイリアムズは、今後状況を好転させるためには、今と違うことをするのがどれくらい良いことなのかと検討してきた。

 その中でひとつのアイデアとして、現在パワーユニットの供給を受けているメルセデスとのパートナーシップを拡大し、ギヤボックスの供給を受けるという案が浮上した。これが実現すれば、ウイリアムズはパフォーマンス改善の作業により力を注ぐことができるだけでなく、コスト削減にも繋がる。

 この戦略は、フェラーリとそのカスタマーチームが実際に行っており、実際にハースとザウバーはパワーユニットとギヤボックスの供給を受けている。なおメルセデスのパワーユニットを使うレーシングポイント・フォースインディアも、パワーユニットと共にギヤボックスも供給を受けている。

 しかしウイリアムズはメルセデスと話し合いを行い、その後チーム内でも議論を行った結果、来年メルセデスのギヤボックスをしないという結論を出した。

 副チーム代表のクレア・ウイリアムズは、motorsport.comに次のように話した。

「私たちはメルセデスのギヤボックスを使用しません。エンジンの供給以外にパートナーシップが広がることもありません」

「これについて議論し、メルセデスと共にこのチャンスを詳しく調査しました。しかし複数の理由から、これは私たちにとって理に適うものではありませんでした」

カスタマーチームは抜け道に利用される?

 メルセデスのギヤボックスを使用するという案が出てきた背景には、F1がチーム間の協力について熱心に議論し、将来導入される可能性のあるバジェットキャップ(コスト制限)の抜け道を確保するために、マニュファクチャラーチームがカスタマーチームを利用するのではないかという懸念があった。

 ウイリアムズはそのような方法でチーム間で協力するという案を好んでいないが、もしレギュレーションが変わらず、競争力のアドバンテージもそのままだった場合には、彼らも将来的にはその方針を変えることを余儀なくされるだろう。

「もちろん、私たちは今年そうすべきなのかどうかを評価しました。しかし今すぐにはいかなる理由も挙がりませんでした」

「私たちが完全にドアを閉めたと言っているのではありません。完全にドアを閉めるためにレギュレーションが変わるのだと思います」

「もしこれが来年実現したら、私たちは何かをしなければならないかもしれません。何かをしなければならないかもしれませんが、それで世界が終わるわけではありません。理想的なことではないですが、時代の変遷に適応しなければなりません。そうでなければ時代遅れの存在になってしまいます」

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この記事について

シリーズ F1
チーム ウイリアムズ
執筆者 Jonathan Noble