ウェーバー「F1はファンとドライバーが遠すぎる」と指摘も、急激な変化には慎重

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ウェーバー「F1はファンとドライバーが遠すぎる」と指摘も、急激な変化には慎重
翻訳:: 松本 和己
2018/07/17 6:05

元F1ドライバーのウェーバーは、F1ではファンとドライバーの距離が遠すぎると考えており、ドライバーの価値の矮小化に繋がると話した。

Mark Webber, and David Coulthard, Channel 4 F1 on the grid
Romain Grosjean, Haas F1 Team, signs autographs for fans
Sebastian Vettel, Ferrari signs autographs for the fans
Jenson Button, Honda RA301
Jenson Button Honda RA301
Robocar
Williams FW26 Karun Chandhok

 元F1ドライバーのマーク・ウェーバーは、F1ではファンとドライバーとの距離が遠すぎると指摘、F1の中でドライバーたちの存在が小さくなることで、シリーズ自体が危機にさらされる可能性があると語った。

 しばしば、F1はファンに対して扉を閉ざしていると批判されている。一方、今季WEC(世界耐久選手権)にデビューしたフェルナンド・アロンソは、WECのようにF1のパドックを開放すれば、ドライバーはこれまで以上にファンから”隠れる”ようになるとコメントしていた。

 2015年のWECチャンピオンであり、テレビの取材でF1とも関わりを続けているウェーバーは、ファンとの距離感については慎重に決断を下すべきだと、アロンソの意見に同意した。

「ドライバーはヒーローであり、触れ合ったりするのが難しい存在である必要があるので、非常に慎重でなければならない」と、ウェーバーはmotorsport.comに話した。

「しかし彼らへのアクセスとソーシャルメディアの面では、少し遠くなりすぎてしまったかもしれない。我々は、彼らの職業が矮小化されないように気をつけなければならない」

「例えば(スイス出身、プロテニス界のレジェンド)ロジャー・フェデラーは、ウィンブルドンの前にインタビューを受けることはしないだろう」

 ポルシェに所属しWECタイトルを獲得したウェーバーは、ポルシェ創立70周年をテーマとした今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FOS)に出席した。

 チケットが完売し15万人もの観客が訪れたこのイベントから、F1が学ぶべきものはあるかと訊かれると、ウェーバーは「素早い意思決定とオープンさ、本物であるということ、ファミリーに優しいということだ。ここには小さい子どももいるし、お年寄りやお母さんやお父さんがいる」と答えた。

「誰もが楽しめるものがあるんだ。ちょっとした花火やモトクロスなんかね。そういった多様性を持つべきだ」

「リッチモンド公爵(FOSの主催者/チャールズ・ゴードン-レノックス)は、常にそれを考えている」

「(FOSは)世界で最高のイベントだ。誰が2位かも分からないが、長く続いている」

「現代社会では、こういったイベントが許可されるのは難しい。しかし公爵は決断を下すことができる。彼は非常に積極的でダイナミックだ。それが、現代社会が失ってしまったものだ」

Matt Kew

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シリーズ F1
ドライバー Mark Webber
記事タイプ 速報ニュース