ホンダPU搭載のレッドブル&アルファタウリ、F1アメリカGPは“アキュラ”のロゴで参戦
レッドブルとアルファタウリは、F1アメリカGPでアキュラのロゴを使用することとなった。
写真:: Red Bull Content Pool
ホンダ製のパワーユニットを搭載するレッドブルとアルファタウリはF1アメリカGPで、ホンダが北米などで展開するブランド『アキュラ』のロゴをマシンに掲げて参戦することとなった。
アキュラのロゴは1980年代〜1990年代のマクラーレン・ホンダ時代にも、ドライバーのヘルメットバイザーなどで見られた。最近では2007年のカナダGPで、ホンダのワークスチームのドライバーがアキュラのロゴが入ったバイザーを使用している。
今回のアメリカGPでは、レッドブルとアルファタウリ両チームがリヤウイングのホンダロゴをアキュラに変更。それぞれのドライバーのバイザーやレーシングスーツでもアキュラのロゴが見られるとのことだ。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは次のようにコメントした。
「北米におけるホンダのハイパフォーマンスブランドであるアキュラの名が、モータースポーツの頂点であるF1で見られることは当然のことでもある」
「今年のアメリカGPでアキュラが帰ってくることを嬉しく思う。1989年のアメリカGPで、アラン・プロストがアキュラのロゴが入ったバイザーを付けて優勝したことを覚えている。今週末のサーキット・オブ・ジ・アメリカズでも同じ結果が得られる事を期待している」
Red Bull Racing RB16B with Acura sponsor
Photo by: Red Bull Content Pool
またホンダF1のマネージングディレクター、山本雅史も次のようにコメントを寄せた。
「ホンダF1の最終年に、ホンダのPUを搭載するマシン4台が、アキュラのロゴをまとってレースに出場できることをうれしく思っています」
「ホンダが米国や中国などで広く展開するアキュラブランドは、ホンダブランド同様に重要なブランドで、モータースポーツにおいても長い歴史を持っており、現在も、ホンダの米国でのレース拠点であるホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)とともに、デイトナ24時間などで知られる耐久シリーズや、NSX GT3を用いたGTカーシリーズに参戦し、好成績を収めています」
「F1でのアキュラロゴの使用は、今回の1戦限りになりますが、ホンダF1の歴史に、またひとつ新たなページが加わることになります。1989年に初めてアキュラのロゴを使用した際には、プロスト選手が見事な勝利を挙げていますので、今回のレースでも、ふたつのチームとともに、皆さんの記憶に残るような結果を残せればと思っています」
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