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来季ウイリアムズのレギュラーシート狙うエイトケン、強みの開発能力をアピールできるか?

ウイリアムズのリザーブドライバーを務めるジャック・エイトケンは、自身の開発スキルと意欲が、2022年のレギュラーシート獲得のチャンスを高める要因となることを期待している。

Jack Aitken, Williams FW43, Kevin Magnussen, Haas VF-20

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 ウイリアムズは、2022年シーズンのF1にどのようなドライバーラインアップで臨むのか注目されているチームのひとつだ。同チームでリザーブドライバーを務めているジャック・エイトケンは、2022年にレギュラーシートを得るというチャンスを何とかして掴み取りたいと考えている。

 エイトケンは2019年のFIA F2でランキング5位に。2020年はジョージ・ラッセルの代役としてサクヒールGPに出走し、F1デビューを果たした。彼はそこで見せた将来性や、テストやシミュレータ作業でのフィードバックの正確さがチームに好印象を与え、2022年の正ドライバー候補に浮上しているはずだと感じている。

 現在はスパ24時間で負った怪我からの回復を目指し療養中のエイトケンは、motorsport.comに次のように語った。

「ウイリアムズは今、チームを前進させるエキサイティングな時を迎えている」

「チームには活気があり、人員や体制の面でも非常に良い決断をしていると思う」

「そして今は開発に力を入れている。僕も1年半ほどチームの一員として働き、ほとんどのシミュレーション作業に不可欠な存在として携わってきた」

「僕はマシンの方向性を理解しているし、今年と来年のマシンの開発について評価するため、できる限りの活動に参加してきた。それがうまくいっていると思う」

「正確なフィードバックや、何が重要かを理解する力は僕の強みのひとつだと思っている。何に集中すべきか知ることは大切なことだからね」

「僕がサクヒールでレースを走った時、そしてその数週間後にアブダビでテストをした時、チームのみんなは純粋な速さ以外に、そういったことについても言及してくれて、とても満足していると言ってくれていた」

「僕はそれ(開発)が今後数年間で非常に重要になってくると常日頃から言っているし、それがチームを前進させる方法だと思っている」

 ただ、2022年のシート獲得に向け、エイトケンのライバルは多い。市場にはニコ・ヒュルケンベルグやダニール・クビアトといった経験豊富なベテランドライバーがおり、仮にラッセルがメルセデスに昇格した場合はバルテリ・ボッタスもウイリアムズのドライバー候補となるだろう。もっとも、来季に向けてレギュラーシートに空きが出るかどうかも現時点では確約されていない。

「もちろん、今は多くのことがハッキリしていない。(2022年に向けて空くシートが)2席になるのか、はたまた1席も空かないのか……まだ誰にも分からない」と話すエイトケン。しかし彼は、若手ドライバーの熱意がチームに良い影響を与えるはずだと語った。

「(2022年)マシンの速さを引き出し、新レギュレーション施行に伴う問題を解決していくには多くの作業が必要になるだろう」

「問題なのは、ドライバーがどれだけ時間をかけて、細かい作業にも意欲的に取り組むことができるのかという点だ。そこは若いドライバーが強みとする部分だと、ここ数年見ていて思う。経験は必ずしも成功を保証するものではないんだ」

「多くの若手が信じられないほどの意欲を示してきていると思う。それは僕が見せようとしていることのひとつでもある」

 エイトケンはこれと関連して、自らのチャンスを広げるためにできることは、来月ウイリアムズでシミュレータを利用する時、そして今後FP1に出走する時に最高の状態で臨むことだと続けた。

「僕は今、与えられた仕事に集中している。リザーブ業務と、来年という重要な年に向けてのシミュレータ業務だ」

「FP1に関しては、彼らのために最高の仕事ができるようにしたいと思う。僕はそこに専念したい。チームとは定期的に連絡を取っているし、レースチームで何が起こっているのか、エンジニアリングチームで何が起こっているのか、両方を把握しておこうとしている」

「加えてヨースト(カピト/チーム代表)とも連絡を取って、チームのために何ができるかを確認している。彼らがチームのために最善の仕事をするだろうし、僕も彼らのために良い仕事をしていきたい。もっと言えば僕は現時点でも良い仕事ができていると思う」

 

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