「できることは全てやった」アブダビGP4位アルボン、来季シート確保なるか?
F1アブダビGPを4位で終えたアレクサンダー・アルボンは、来季のシート確保に向けできることは全て行なったと語った。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
2020年のF1最終戦アブダビGPがヤス・マリーナ・サーキットで行なわれ、レッドブルのアレクサンダー・アルボンは4位でフィニッシュを果たした。
アルボンは予選で3列目5番手を確保すると、レース序盤にランド・ノリス(マクラーレン)をオーバーテイク。その後のセーフティカー出動によってメルセデスのルイス・ハミルトンに接近した。その後はハミルトンにプレッシャーをかけるまで至らない状態が続いていたが、レース終盤には再び接近し、1.5秒差にまで詰め寄った4位でレースを終えている。
レッドブルはまだ来季のフェルスタッペンのチームメイトを確定させていない。アルボンの苦戦が続いてきたこともあり、来季はセルジオ・ペレスを起用するのではないかとも言われてきた。ただチームは、最終戦までアルボンに力を示すチャンスを与えるという姿勢を一貫して示してきた。
そして4位となったアブダビGP終了後、今回の結果が自身の将来にどういった意味があるかとアルボンに訊くと、彼は次のように答えた。
「パフォーマンスの面では、ベストな週末だったと感じている」と、アルボンは言う。
「ファクトリー、そして現場のスタッフ皆からの沢山のサポートに感謝を伝えたい。僕らは諦めずに、ドライブするのが難しいクルマをより快適にするための解決策を見つけようとトライし続けてきた」
「プッシュすることを続け、ベストなリザルトを出すために、週末のプレッシャーがある中で行なってきた全てのことを誇りに思っているし、今季の良い〆方だった」
「(結果が)十分かそうでないかは僕が話すことじゃない。でももちろん、僕は全てをやりきったように感じている。決定については他の人に委ねるよ」
またレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表はアブダビGP後、Sky Sports F1に対して今週末のアルボンは今季“最強”だったという彼の評価に同意を示した。
「今日、アレックスは非常に良い仕事をした」
ホーナー代表はそう語る。
「今季で最も強力な週末だったかもしれない。彼はいいレースをしたよ。レース終盤、彼はルイスにプレッシャーをかけていたんだ」
「今、我々は一揃いの情報を得た。それを分析し、これから行なうことに答えを出すだろう」
そして、人事の決定はいつになるのかという質問には、ホーナー代表は「我々が決定したらすぐに知ることになるだろう。あまり多くの時間はかからないと思う」と答えていた。
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