レッドブル、アルボンのレースエンジニアを変更。リカルド支えたベテラン起用
レッドブルは、アレクサンダー・アルボンの担当レースエンジニアを経験豊富なサイモン・レニーに変更した。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
レッドブルは、F1第4戦イギリスGPを前にテクニカルチームの再編を行ない、経験豊富なレースエンジニアであるサイモン・レニーが新たにアレクサンダー・アルボンを担当することになった。
レニーは、2013年にマーク・ウェーバーを担当した後、2014年から2018年までダニエル・リカルドを担当。彼とともに7勝を挙げている。
その後、レニーはファクトリーでの勤務を希望。この決断が、リカルドが2018年限りでレッドブルを離れ、ルノーに移籍することを決めた一因となったほどだ。
アルボンは2020年のマシン『RB16』のトリッキーな挙動に苦しめられており、レッドブルはレニーを現場での作業に戻し、アルボンを支援することを決めた。
これまでアルボンのレースエンジニアを務めていたマイク・ラグは、レッドブルには残るものの今後はファクトリーでの勤務となるようだ。
レッドブルはRB16がなぜ期待通りのパフォーマンスを発揮できていないのか、その理由を明らかにしようと取り組んでおり、空力の性能に何らかの異常が生じているのではないかと見ている。
アルボンは、チームは問題を乗り越えることができると信じており、イギリスGPに向けて明るい見通しを持っている。
「言うまでもなく、チームとしてシーズンのスタートは理想的ではなかったけど、リタイアを除けば良いポイントを獲得することができた」
「クルマは改善する一方だと思うのでポジティブだ。僕たちが取り組む必要がある分野は分かっており、シルバーストーンはファクトリーに近いホームレースだ」
「うまくいけば、そこで良い結果が得られると思う。歴史的には、チームにとっては良いトラックだし、僕がドライブを本当に楽しんでいるトラックだ」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments