イタリアGPを虫垂炎で欠場したアルボン、体調を100%に取り戻すためにはこの冬が重要「日本GPの時も75%くらいだった」
ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、虫垂炎によりイタリアGPを欠場した後、体調を完全に回復させるためには、この冬のオフシーズンが重要だと考えている。
アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)は、2022年のF1イタリアGPの土曜日朝に虫垂炎を発症し、緊急手術を受けることになった。
これによりアルボンはイタリアGPを欠場。しかも手術中に合併症により一時呼吸不全に陥り、数日間の入院を強いられた。しかしアルボンは次のシンガポールGPでレースに復帰。そのまま最終戦アブダビGPまで出場を継続した。
ただ体調は完調だったとは言えないようで、100%の状態まで回復するには、この冬のオフシーズンが重要になるだろうと語った。
「100%にするためには、この冬が必要だと言うべきだろうね」
アルボンはそう語った。
「完璧な体調を取り戻すためにトレーニングする時間はなかったからね。」
「現実的に言えば、シンガポールは非常に厳しく、その後の日本GPは75%だった。日本GPの後は、かなり気分がよくなった」
アルボンは2021年シーズンをレッドブルのリザーブとして過ごした後、今年ウイリアムズのレギュラーシートを獲得。シーズンを通じてチームの牽引役となり、3界の入賞を果たした。
ただアルボンが欠場することになったイタリアGPは、ウイリアムズの今季マシンFW44の特性を考えると、最も適したグランプリだったと思われる。実際、アルボンの代役として出走したニック・デ・フリーズは、F1デビュー戦ながら9位に入賞した。
アルボンはイタリアGPを欠場したことで、今年最も大きなチャンスを逃したと感じているという。
「最大の問題は、モンツァに向けて健康でいることだったと思う。あのグランプリは、僕にとって最も大きなポイント獲得のチャンスだった」
そうアルボンは語った。
「ポイントを獲得するチャンスがあった瞬間だったと思う。残念だけど、それが僕らの今年の状況だった。今年は全てを完璧にこなした上で、少し幸運があった場合は、僕らをポイントに導いてくれた」
「来年はそうなってほしくない。ハードワークをしたいし、今年抱えていたバランスの問題を本当に解決したいと思っている。それを乗り越えることができれば、チームとしてチャンスを最大限活用したことになると思う」
「僕らは、正しい形でチームを運営できていると示していると思う。より良いマシンを手にすることができれば、より良いチャンスを手にするために一貫した形で戦い、より多くのポイントを獲得することができるだろう」
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