アルボンのウイリアムズ入りにラッセルのサポートあり!「彼に何杯かビールを奢らなきゃ」
来季ウイリアムズからF1復帰を果たすことになったアレクサンダー・アルボンは、同チームのシートを手にできたのは現ウイリアムズのジョージ・ラッセルの後押しがあったとして、「ビール何杯か分の借りがある」と語った。
写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images
昨年限りでレッドブルのレギュラーシートを失い、今季は同チームのリザーブドライバーを務めてきたアレクサンダー・アルボンは、来季のウイリアムズのシートを射止め、F1復帰を果たすことが決まった。そのアルボンは、ウイリアムズ加入に際し、現在同チームのドライバーを務めるジョージ・ラッセルの後押しがあったとして、「ビール何杯か分の借り」があると語った。
ラッセルは今季限りでウイリアムズを離れ、来季からメルセデスに加入してルイス・ハミルトンのチームメイトを務めることになった。そのラッセルの後任としてウイリアムズ入りを果たすことになったのがアルボンで、来季はニコラス・ラティフィとコンビを組むことになる。
アルボンとラッセルは、幼少期の頃からの友人同士。レーシングカート時代からお互いに競い合い、2018年には共にFIA F2を戦って、同シリーズを一緒に”卒業”することになった。
アルボンはウイリアムズ入りに際して、ラッセルが「非常に協力的」だったと明かした。
「もちろんジョージは僕の親友だ」
そうアルボンは語った。
「彼(ラッセル)は協力的すぎたくらいだ。チームの上層部の人たちは、『ジョージはあなたのことをあまりに推していたから、ジョージの意見はあまり参考にならない』というようなことを言っていたのをよく覚えているんだ。とても面白かったね」
「僕は、彼にビール何杯か分の借りがあると言った。夕食を共にして、一緒に僕らの働きを祝うことができればいいと思う」
ラッセルは、アルボンがウイリアムズで成功するだろうと太鼓判を押す。
「アレックスがF1に戻ってくることを、とても嬉しく思う。彼はグリッドにつくチャンスを手にするに値すると、本当に信じている」
そうラッセルは語った。
「彼はレッドブルでは本当に苦労したけど、最高のドライバーのひとりだと思う」
「ウイリアムズは、彼が成長するためには絶対に正しい場所だ。僕は3年間在籍したから、どんなチームかはよく分かっている。ヨースト(カピト/チームCEO)がどんな風にチームを率いるのかも知っている。そして何より、アレックスのことはよく知っているんだ」
「彼らが成功する組み合わせであると確信している」
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