ウイリアムズは来季を諦めるべき!? 長期契約アルボンは2026年への注力を希望か「トップに立ちたいなら未来のことを考えないと」

アレクサンダー・アルボンは、ウイリアムズF1チームが2025年シーズンを犠牲にして、2026年に集中することを望んでいる。

Carlos Sainz, Ferrari SF-24

Alex Albon, Williams FW46

写真:: Patrick Vinet / Motorsport Images

 2026年のレギュレーション刷新が迫るF1。ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、チームが2025年を犠牲にしてでも、新規則初年度に可能な限りベストなポジションを確保するべきだと考えている。

 アルボンはウイリアムズと長期契約を結んでおり、少なくとも2026年シーズンはチームに在籍することが決まっている。つまりアルボンはウイリアムズの復活を託された立場であり、同時に彼としても、チームが掲げる長期的な改革プランに賛同したからこそ複数年契約にサインしたのだと言える。

 そのため、アルボンはチームが2026年に向けて強力なポジションにつけられるのであれば、来季のチャンスを犠牲にしても構わないと考えている。

「長期契約においては、短期的なことにあまりこだわらないという面もある」

 アルボンはそう語る。

「それが後々チームを苦しめるのであれば、短期的な成功などいらない。トップに立ちたいのであれば、もっと未来のことを考える必要がある」

「トップランナーになりたいのなら、そのためにやるべきことがまだあるし、大きな変化が必要で時間もかかる。だから、むしろ2026年のために2025年を犠牲にすべきだ」

 ウイリアムズは現在、開幕当初のマシン開発の遅れが未だに尾を引いている。空力アップデートの投入が遅れている他、車両の軽量化もまだまだでオーバーウエイト気味な状態が続いている。それでも重量過多の影響を受けづらいコースではパフォーマンスを見せており、モナコGPでは現時点で今季唯一の入賞をアルボンが記録し、前戦カナダでもアルボンがカルロス・サインツJr.(フェラーリ)に接触されるまでは入賞争いに絡んで見せた。

 とはいえ今後はレギュレーションで予算が制限される中、軽量化か空力効率改善のどちらかに注力する決断をする必要がある。2025年まで大きくレギュレーションが変わらないことを考えると、現在のアップデートは今後約1年半に渡ってメリットをもたらすと言えるため、チームにとっても悩ましい状況だ。

「開発という点では、来年もレギュレーションは変わらないので、今年得たものを来年につなげることが重要だ」とアルボンは指摘する。

「チームとして最も重要なのは、重量の目標を確実に達成すること。それが最大の前進に繋がるだろう。その点で基礎がしっかりできれば、来年に向けてチームとして大きな一歩を踏み出せると思っている」

「(車両の純粋な)パフォーマンスという面でもアップグレードが予定されているけど、現時点ではエアロ面よりも重量面の方が重要だ」

「このふたつを比較し、金銭的に何が理にかなっているのか見極めているところだ。重量を減らすにも結構お金がかかるからね」

 

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