映像証拠がなくても、”DAS”は見つかった? アルボン「チームにもカメラマンがいる」
レッドブルのアレクサンダー・アルボンは、オンボード映像がなくても、メルセデスが新車W11に搭載したDASの存在は明らかになっていただろうと語った。
レッドブルのアレクサンダー・アルボンは、メルセデスの新車『W11』に搭載された斬新なステアリングシステム”DAS”について、オンボード映像がなくても、いずれそのシステムの存在が明らかになっていただろうと話した。
2020年のプレシーズンテストは、F1によって配信が行なわれている。オンボード映像も記録されており、テスト1回目の2日目午前にルイス・ハミルトン(メルセデス)がDASを使用していたのが発見され、メルセデスが何をしているのか、システムが合法なのかについての議論につながった。
アルボンは「(オンボード映像がなければ)テストの早い段階でDASを見ることはなかっただろう」と認めたが、各F1チームがライバルに目を光らせるためにフォトグラファーを雇っているため、メディアより早くメルセデスが何をやっているか気づいただろうと説明した。
「オンボード映像が揃っているのはとても素晴らしいことだ」
「しかし同時に、今はどこのチームもフォトグラファーを抱えていると思う。おそらくそれについて知ることになったと思うし、皆さんもそうだと思う」
「僕たちはそれについて、チームと話していた。ドライバーとしてどう感じるのか、ステアリングホイールが動くなんてとても奇妙に感じるに違いないとね」
「しかしそれを試すのがテストの目的であり、シミュレーターの目的なんだ。だから、彼らは以前にもそれを試した事があると確信している」
「正直にいうと、僕はそれが何に使われているのか分からない。僕は(DASの存在が分かった)テスト2日目、一日中ドライブしていたんだ」
「だから僕は(マシンを降りて)戻ってきた時、ブリーフィングの前にそれを知ったんだ。スクリーンにずっと、ステアリングのリプレイが映っていたんだ」
レッドブルに独自のDASがないことを懸念しているかと訊かれたアルボンは、「いいや。今は僕たち自身のことに集中している」と答えた。
「もちろん将来的には分からないが、今のところはただ走って、走行距離を積み上げているところだし、クルマに満足している」
「いくつか整理するべき事がある。通常通りクルマをチューニングしていく。それ(DAS)については、メルボルンに着いた時に心配する」
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