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「クルマの感触は良い」予選自己ベストのアルボン、メルセデス勢の“悩みの種”に?

F1第15戦バーレーンGPで予選4番手となったアレクサンダー・アルボンは、先行するメルセデス勢に対する“悩みの種”となることができると考えている。

Alex Albon, Red Bull Racing RB16

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 F1第15戦バーレーンGPの予選が行なわれ、レッドブルのアレクサンダー・アルボンはチームメイトのマックス・フェルスタッペンに次ぐ4番グリッドを獲得した。

 ポールポジションはメルセデスのルイス・ハミルトン、2番手には同チームのバルテリ・ボッタスが続いている。

 アルボンはバーレーンGP初日のFP2で大きなクラッシュを喫し、マシンも破損。チーム代表も苛立ちを示す事態となっていた。そこから4番手とまずまずの好結果を持ち帰ったことはアルボンにとってホッとするものかと聞くと、彼はバーレーンGPでは常にマシンにいいリズムを感じられていると語った。

「率直に言ってFP1はかなり良い線を行っていたし、FP3もそうだ。だから予選4番手は非現実的なモノじゃない」

 アルボンはそう語る。

「これは予選前に間違いなく達成できると思っていたものだ。もちろんこの結果を手にできたのは良いことだ。今週、クルマはずっと良いフィーリングだったんだ」

「特に今日になってからは本当に良くなってきていた。当然4番手は良いものだよ」

「メルセデス勢の戦略の“悩みの種”になれればと思っている。何ができるか見てみよう」

 レッドブルはFP2でのクラッシュによってアルボンのマシンのシャシーを交換しなければならなかった。しかしアルボンによるとこれが自信に影響を与えることは無かったという。

「レッドブルのようなチームでは特に品質が高いから、なにか大きな違いがあるようなことはないよ」

 シャシー変更の影響を問われたアルボンはmotorsport.comにそう答えた。

「少なくとも僕としては、何も違いはない。それよりもセットアップとフィーリングには自信がある。早く乗りたいね」

「自信という面では、正直満足している。昨日はバカなミスがあったけど、それを忘れて今日に集中しできると思っていたんだ」

 ただアルボンはチームメイトのフェルスタッペンからは0.6秒差とそのギャップは大きい。彼はQ2のミディアムタイヤでのアタックのあと、Q3のソフトタイヤでのアタックでスピードを取り戻すことが難しかったと説明している。

 

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