F1

“優しすぎ”とも言われるアルボン、今年もスタンスは変えず? 「皆それぞれの働き方がある」

ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンはチームに対してパフォーマンスを引き上げるために、必要以上に厳しくするようなことはないと語っている。

Luke Smith

Luke Smith

公開日時: 2023/02/10 2:51

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Alex Albon, Williams

 アレクサンダー・アルボンはチーム関係者から“優しすぎ”という評価も聞こえているが、彼は必要以上にチームメンバーに厳しくしたりすることは考えていないと話した。

 ウイリアムズでの2年目のシーズンを迎えているアルボンは、昨年の4ポイント獲得という結果から、今年はさらに成長することを目指している。

 ただ、アルボンに対してはチーム内の一部関係者からは“より厳しい”スタイルでエンジニアらと接する姿を望んでいたという声もある。

 昨年限りでチームを離れた、元テクニカルディレクターのフランソワ-グザビエ・デメゾンはアルボンについて「時々優しすぎる」「デブリーフィングではもう少し厳しくあるべき」と語っている。また元代表のヨースト・カピトはアルボンが「ただ叫んでプッシュするだけの男ではない」と形容している。

 motorsport.comはそんなアルボンに、チームからよりベストなモノを引き出すために、今までよりも厳しい態度で臨むつもりかと尋ねたが、彼は「それは難しい案件だ」と答え、更に次のように続けた。

「一緒に働いている人達から、ベストを引き出すことが僕の仕事のやりかたなんだ。そして、それは必ずしも皆に厳しくあたるということではないと思う」

「個人個人が、それぞれの方法で働いている。それは、異なる方法でパフォーマンスを引き出しているということでもある。誰もがそれぞれの個性を持っているんだ」

「僕がより良いチームリーダーになることに集中しているのは間違いない。加えて、そのための方法を探しているんだ。それはノートパソコンを投げつけるようなものじゃないけどね!」

Alex Albon, Williams FW44

Alex Albon, Williams FW44

Photo by: Williams F1

 なおアルボンは昨年末、コース上に出ている際の無線交信における適切な態度のバランスを模索していたと話していた。彼は当初、マシンに乗っている時のコミュニケーションが、アグレッシブすぎたと考えていたのだ。

 ただウイリアムズの車両パフォーマンス責任者であるデイブ・ロブソンはアルボンのチームとの接し方については「ほぼ適切なバランスだ」と考えており、チームスタッフからベストなパフォーマンスを引き出すために十分な仕事をしていると語っている。

「彼の取り組み方は1年を通して変化し、改善されていったが、彼は自分への要求が厳しいんだ。心配することじゃない」と、ロブソンは言う。

「彼は自分が何を望んでいるのかを把握しているし、それを求めることを恥ずかしがることもない。だから、大きな問題があるとは思わない。彼に必要なのはよりプッシュされることであり、ローガン(サージェント)がそうしてくれることを期待している」

 2023年に向けてアルボンにとっては体調面の準備も重要な要素となっている。昨年は虫垂炎を患ってしまったことで、シーズン終了まで完璧な体調を取り戻すことができなかったというのは、本人も認めるところだ。

 アルボンはこのオフシーズン中に「フィットネスを確実に取り戻すこと」に集中していると語っている。

「シーズン終了前には、ある程度良い感じにはなっていたけど、(虫垂炎にかかる前の)モンツァほどではなかった」

「でも今は去年よりも体調は良いと感じられている。だから今年の23戦に向けて準備のできた良い状態にあると思う」

 

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