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レギュレーション”調整”に全F1ドライバーが団結したのはなぜ? アルボンが解説「僕らの意見に偏りがないから、耳を傾けてもらえた。ありがたいね」

ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、F1マイアミGPで導入されるレギュレーションの”微調整”について、全22人のドライバー全員が賛成したことであると語った。

Alex Albon, Williams

Alex Albon, Williams

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 F1マイアミGPから、レギュレーションに調整が加えられることになった。このことについてアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)は、現在F1に参戦中の全ドライバーが賛成したものであると明かした。

 中東情勢の悪化に伴い、2026年のF1はバーレーンGPとサウジアラビアGPが中止されることになった。これにより、日本GPからマイアミGPの間に、約5週間のシーズン休止期間が突如生じることになった。

 この休止期間を使って、今季から導入された新レギュレーションに対する微調整についての話し合いが行なわれ、予選での全開走行率の改善、そして安全性の向上のため、いくつかの調整が加えられることが、会議に参加した全員の賛成をもって決まり、マイアミGPから早速導入されることになった。

 ポットキャスト番組『Up To Speed』に登場したアルボンは、このレギュレーション調整に関して、ドライバー全員が変更すべき点についての意見が一致していたと説明した。

「昨年許容されていたことと今年許容されることの間には、ほぼ一定の緩衝地帯ができている」

 日本GPでオリバー・ベアマン(ハース)が50Gもの衝撃を受けるクラッシュを喫したことについて尋ねられたアルボンはそう語った。

「僕らはミリ秒単位でレースをしたい。お互いにギリギリのスペースを残しつつ、クルマ1台分の幅を残さなければいけないというルールを、巧みに利用している。しかし今回ご覧になったように、接近速度が非常に速いため、ドライバー同士に多少の余裕を持たせる必要があるだろう。これはドライバーとして、僕たち全員が相互に尊重していることに基づいていると理解している」

「ドライバーとして、FIAによる過剰な規制は望んでいない。まずはドライバー同士で尊重し合いたいだけだ。それでも僕らが望むようには進まず、どうしてもドライバーとしての本能が出てしまうようならば、規制を求める必要もあるだろう。だから今は様子を見よう」

 レギュレーションの微調整に関する議論について、アルボンはこう付け加えた。

「まず第一に、僕らは皆、根っからの純粋主義者だ。だからとても強く結束している。FIAが僕らの意見を高く評価しているのは、それが偏りのない意見だからだ。当然ながら、このスポーツには4社もしくは5社のパワーユニットメーカーが存在している。彼らには常に何らかの思惑があり、誰もがレギュレーションを自社に有利になるように利用しようとする」

「でもドライバーはそういうことは気にしていない。ただレースをしたいだけなんだ。だからFIAが、僕らをこういう話し合いに参加させてくれるのは本当にありがたいことだ。過去にはそれほど頻繁にはなかったと思う。おそらく必要がなかったんだろう。でも、僕らはほとんどの場合、何らかのアドバイスをしている」

「僕らは何が奇抜で、何が純粋ではないと思うかを伝え、彼らはそれを真摯に受け止めてくれる。もちろん、彼らはスポーツの全体像を説明してくれて、僕らもそれを理解している。だから僕らを議論にもっと参加させてくれるほど、ドライバーが不満を抱くことも少なくなると思う。だって僕らは意見を求められるんだからね」

「議論に参加させてくれるのは大歓迎だ。意見を述べる機会を与えてもらえるんだからね。たとえばマイアミで行なわれるレギュレーションの調整は、ドライバーなどとの話し合いから生まれた部分が大きい。だから僕らは、今回の変更を肯定的に捉えている」

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