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ライコネンのタイヤが突然脱落……アルファロメオ、ピットの不手際で60万円の罰金

アルファロメオF1チームは、54周目にピットストップを行なったキミ・ライコネンのタイヤがコース上で脱落した件について、5000ユーロ(約60万円)の罰金を科された。

Kimi Raikkonen, Alfa Romeo Racing C39 retires from the race

Kimi Raikkonen, Alfa Romeo Racing C39 retires from the race

Andy Hone / Motorsport Images

 F1開幕戦オーストリアGPでアルファロメオのキミ・ライコネンは、走行中にタイヤが外れるというまさかのアクシデントに見舞われリタイアしたが、チームはこれにより罰金5000ユーロ(約60万円)を科されてしまった。

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 レース終盤となった51周目、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がトラブルによってターン4でマシンを止めたことでセーフティカーが出動。ポイント圏外にいたライコネンはここでピットに入ってソフトタイヤに交換し、12番手でコースに復帰した。

 54周目にセーフティカーがピットに戻り、各車がレース再開に向けて加速していく中、ライコネンは最終コーナー手前のターン9を曲がったところで右フロントタイヤが外れてしまった。外れたタイヤは最終コーナー出口のグラベルまで転がっていった。

 ライコネンはメインストレートでマシンを止めざるを得なかったため、再度セーフティカーが出動する事態となった。

 FIAがその後行なった調査では、ピットストップ中にタイヤがしっかり固定されていなかったと結論づけられた。彼らの声明の中では、アルファロメオはピットストップ時にライコネンを安全でない形でリリースしたことを認識していなかったと指摘されている。

 FIAの声明文には次のように記されている。

「スチュワードはチームの代表者から聞き取りを行ない、FIAテクニカルデリゲートから提供された映像や技術的証拠、チームのテレメトリーを確認した」

「損傷したホイールとアクスルシャフトの写真を見たところ、(右側の)フロントホイール交換中にホイールナットがうまく噛み合っていなかったことが明らかとなった。ホイールガンを操作する者はそれを認識していなかった」

「その結果、レースに復帰した際に右のフロントホイールが外れてしまった」

「一方でスチュワードは、チームもドライバーもマシンが危険な状態にあることに気付く機会がなかったため、マシンを止めなかったと判断した」

「これらの状況を考慮すると、5000ユーロの罰金が妥当である」

 このインシデントについてライコネンは、チームからトラブルが起きるまで何の警告も受けていなかったと語った。

 ライコネンは、サバイバルレースとなった今回のオーストリアGPでリタイアした9人のドライバーの内のひとり。一方でチームメイトのアントニオ・ジョビナッツィは9位でフィニッシュし、チームに2ポイントを持ち帰った。

 

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