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アルファロメオの“野心的計画”、スタードライバー獲得の助けに? キモは正直に話すコトとチーム代表

アルファロメオF1のフレデリック・バスール代表は、自チームの将来に向けた野心的な計画が、スタードライバーを惹きつける可能性があると考えている。

Antonio Giovinazzi, Alfa Romeo Racing C41,Kimi Raikkonen, Alfa Romeo Racing C41

写真:: Erik Junius

 アルファロメオF1のフレデリック・バスール代表が将来のドライバー選択について言及。チームの野心的な計画が“スタードライバー”を引きつける要素になりうると語った。

 アルファロメオは現在アントニオ・ジョビナッツィとキミ・ライコネンのコンビでF1を戦っているが、彼らの契約は2021年末で一旦満期を迎える。そしてアルファロメオはメルセデス放出が噂されるバルテリ・ボッタス獲得を考えていると語られており、そうなった場合ライコネンがチームに留まる可能性は低いと見られている。

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 バスール代表は今年初め、チームのドライバーラインアップについてジョビナッツィとライコネン両者を変える可能性も除外していないと語っていた。

 現在のチーム体制はザウバーがアルファロメオと提携して形作られている。彼らは7月に契約を2024年まで延長することで合意し、新レギュレーション下での躍進を目指すとした。

「我々には野望があるため、良いポジションにつけていると思う」

 バスール代表はmotorsport.comにそう語った。

「パートナーという点でも、スポンサーという点でも良いポジションを目指しているし、ポートフォリオという面でも上昇中だ」

「アルファロメオとのパートナーシップは堅固かつ長期的なモノだ。(同じく提携する)フェラーリは良い仕事をしているし、彼らも改善しているし、我々もシャシーを改善させている」

「多くの良い兆候があるし、ポジティブになりたいところだ。今は彼らを納得させることのできるように、自分たちの仕事をしなければならない」

 バスール代表は特に注目のドライバーを獲得したい場合には、間違った期待を抱かせることを避けるためにも、チームの見通しについてドライバーとは正直に話すことが重要だと考えていると語った。

「共同プロジェクトがあり、相手ともクリアな関係にあるなら、『君にデタラメは言いたくない。我々は2022年、そして2023年も勝てないだろう。しかし少なくとも毎年2〜3のポジションを上げていきたいし、改善していきたいと思っている』と伝えることが大切だ」

「こうしたメッセージはキミにも伝わった。キミが2019年に加入した時、彼はそれまでフェラーリで勝っていたんだ。でも当時の我々は厳しい状況にあった。彼はこれが挑戦的なプロジェクトだと理解していたと思う」

「チームはドライバーと隠し事なく話さなければならないし、高い透明性を確保しなければいけない。『オーケー、勝ちは望めない。目標は8位にいるなら6位、その次は4位だ』といった具合にだ。『よし、心配するな。来年のレースは勝つぞ』と言うよりは良いだろう。こういった物言いはフラストレーションを抱かせることに繋がるんだ」

 アルファロメオはまだ来シーズンのラインアップを公表していないチームのひとつだ。バスール代表は今シーズンのジョビナッツィについて、特に予選における進歩を認めつつも、まだレースパフォーマンスに取り組む必要があると考えているようだ。

「アントニオは予選で非常に良い仕事をしている。キミは恐らく、予選ではもう少しというところはあるが、レースでは正反対だ。特にオープニングラップでは、アントニオとのギャップをしばしば補っているんだ」

「アントニオが予選で改善しているのは確かだ。彼はマシンのパフォーマンスをよく理解している。そして改善できる点があるとすれば、それはレースのアプローチとタイヤのマネジメントといった点だろう。だが彼も、チームの状況については完全に理解している」

 

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