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アルファロメオにペナルティ。ハミルトンとクビサが入賞に繰り上がり

F1ドイツGPの決勝レースを7番手と8番手でフィニッシュしたアルファロメオ勢は、スタート時のクラッチ作動方法に違反があったとしてペナルティを受け、入賞圏外に降格。ハミルトンとクビサがポイントを手にすることとなった。

Antonio Giovinazzi, Alfa Romeo Racing C38, leads Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-19, and Daniel Ricciardo, Renault F1 Team R.S.19

Antonio Giovinazzi, Alfa Romeo Racing C38, leads Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-19, and Daniel Ricciardo, Renault F1 Team R.S.19

Zak Mauger / Motorsport Images

 F1ドイツGPの決勝レースで、7番手キミ・ライコネン、8番手アントニオ・ジョビナッツィと、2台揃って入賞圏内フィニッシュを果たしたアルファロメオ勢。しかしレース後、スタンディングスタート時のクラッチの作動方法が違反と見なされ、ペナルティを受けることになった。

 ライコネンとジョビナッツィにはこの違反により10秒のストップ&ゴーペナルティが科された。これはレースタイムに30秒加算する形に置き換えられることとなり、結局12位と13位に降格することになった。これにより、メルセデスのルイス・ハミルトンが9位、ウイリアムズのロバート・クビサが10位に繰り上がることになった。ウイリアムズにとっては、今季初ポイントである。

 チェッカーフラッグの直後、アルファロメオ2台のレーススタート時のデータが、レギュレーションに違反していたことが、FIAのテクニカルデレゲートであるジョー・バウアーからスチュワードに報告された。バウアーの書簡には「レース開始時のクラッチトルクについて、スポーティング・レギュレーションの第27.1条に違反している疑いがある」と記載されている。

 スポーティング・レギュレーションの第27.1条には、「ドライバーは、1人で援助なしに運転しなければならない」と記載されている。

 またこれと同時に、テクニカル・レギュレーション第9.3条への違反についても調査が行われているという。この第9.3条では「ドライバーのトルク要求パワーの下で駆動輪がスピンすることを防ぐ、あるいは過度の要求を補正することのできるシステムあるいは装置を車両に装備することはできない」と規定されている。

 これについての協議の結果、アルファロメオはECUのチューニングにより、トラクションコントロールに近い働きをするよう、調整していたと判断されたようだ。規定では、クラッチを操作してから0.07秒以内にトルクが発生しなければならないという。しかし今回のアルファロメオ勢2台は、0.2〜0.3秒後にトルクが発生するよう、設定されていたという。トルクの発生までの時間が緩やかになることで、今回のようなウエット路面の際には、ホイールスピンの発生を軽減するなどの効果を生み出す可能性がある。

 実際にどれほどの優位性があったかは不明ではあるものの、スチュワードは明らかな違反であると判断した。

「スチュワードは聴聞会を開催し、データを検討した。これには関係するエンジニアを含むチームの3人のメンバー、FIAテクニカル・デレゲート、そしてこれらのチェックを担当するアシスタントが参加した。そしてチームは、求められた制限内ではなかったことを受け入れた」

「スチュワードは、チームの説明を聞いた。この原因は、異常な気象条件に見舞われ、そしてこういった気象条件下でのスタート練習を行うこともできなかったため、要件を満たさないやり方でパラメータを設定したからだという」

「しかしながらスチュワードは、FIAのテクニカルデレゲートは全てのマシンのパラメータをチェックし、アルファロメオ以外に不規則性は発見されなかったと報告した。そして、要件を満たすという義務は、気象条件とは無関係である。したがってスチュワードは、(アルファロメオの2台は)スポーティングレギュレーションの第27.1条に違反したと考えた」

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