F1 オランダGP

アロンソ「ポイントよりマシン改善に集中すべき」迷走アストンに2025年へ向けた姿勢をプッシュ

フェルナンド・アロンソは、アストンマーティンが今シーズンのランキングを競うことよりも、2025年に向けてマシンパッケージを改善していくことに集中すべきだと考えている。

Fernando Alonso, Aston Martin AMR24

Fernando Alonso, Aston Martin AMR24

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 アストンマーティンに対してフェルナンド・アロンソは、今シーズンのランキング争いよりも、マシンを改善していくことに集中すべきだと考えている。

 2024年シーズンのアストンマーティンは、今のところ5位以上でフィニッシュできていない。2023年は多数の表彰台を獲得していたが、昨年のようなパフォーマンスは再現できていないのが現状だ。

 さらにマクラーレンやフェラーリ、メルセデスが開幕からアップデートを通じて大きく進歩してレッドブルと肩を並べる一方で、アストンマーティンは主要アップデートが裏目に出てしまい、開発の方向性をリセットしなくてはならなかった。

 F1では8月23日からサマーブレイク明け初戦となるオランダGPが始まる。後半戦に向けて期待するところを尋ねられたアロンソは、残り10戦でポイントよりも2025年に向けたマシン開発を重視する姿勢を示した。

「9位、そして10位を目指して毎レースを戦っている」

 アロンソはそう語る。

「トップ4チームは毎回のレースで僕らの30~45秒前を行っているんだ。8位以内に入るには、前の誰かがDNFになる必要がある」

「そして9位や10位を守るのも、それほど簡単じゃない。実際、僕らは最近のレースでは一度もポイントを獲得できなかった」

「ポイントを獲得して、そして予選でもQ3に行くことが毎週末の目標だろう。でもそれは結果や、目に見えているモノとしての面だ」

「その裏では、来年のマシンのためにテストしたいモノやアイデア何かがたくさんある」

「残りの10戦に向けた僕の最大のモチベーションや期待は、今ある多くの疑問をしっかりと理解することや、明確なアイデアをもってこのシーズンを終えることなんだ」

「ポイントを獲得できるかどうかは問題じゃない。僕らは来年を正しい道でスタートできるようにする必要がある」

 

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