マクラーレンの開発、70%は来季のため。アロンソ「未来は明るい」と主張

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マクラーレンの開発、70%は来季のため。アロンソ「未来は明るい」と主張
執筆: Ben Anderson
翻訳:: 松本 和己
2018/07/27 1:45

アロンソは、マクラーレンの最近のマシン開発における作業のうち70%は、来季を見据えたものだと明かした。

Fernando Alonso, McLaren MCL33
McLaren MCL33 rear wing detail
Fernando Alonso, McLaren MCL33
Fernando Alonso, McLaren MCL33, leads Esteban Ocon, Force India VJM11, and Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09
Fernando Alonso, McLaren MCL33, on the grid
McLaren MCL33 nose and front wing
Fernando Alonso, McLaren

 フェルナンド・アロンソは、マクラーレンが手を焼いている今季用マシンMCL33に対して最近行った作業のうち”70%”は来季を見据えたものだと話し、来季に向けては明るい見通しがあると主張した。

 マクラーレンは、今季のマシンは昨年型と比べてもダウンフォースが少なく、最近は金曜日のフリー走行を利用して実験的なパーツを試し、問題の原因追求を行っていることをイギリスGPの際に認めた。

 アロンソによれば、マクラーレンはなぜ2018年マシンのパフォーマンスが妥協を強いられたか理解はしているものの、その修正には時間がかかりすぎるため、来年のプロジェクトのために今年のマシンの理解を進めるために、70%の力が使われているという。

「僕たちはマシンの弱点に対して一生懸命、非常に深く取り組んでいる」とアロンソは語った。

「3戦か4戦分のFP1を使って、空力の開発と理解を進めていた。週末や予選でのパフォーマンスに妥協が生じるかもしれないことは分かっているが、そこから多くの情報を得ている。今、僕たちは何をすべきなのか正確に分かっていると思う」

「今年のマシンに向けていくつかの修正が行われるが、このクルマについての知識と理解のうち、70%は来年のプロジェクトに使われる。なぜなら、(今年のマシンを改善するためには)時間がかかるからだ。開発や風洞の時間を3、4カ月使ってしまう。だから、来年のマシンに投資した方が良いだろう」

「時にはマシンの問題を深く掘り下げ、パフォーマンスを下げている原因を理解することは良いことだ。だから、全ての問題を理解できた今、はるかに明瞭で明るい未来が見える」

「今の僕たちは、明確な方向性を持っていると思う。それが最も重要なことだ」

 マクラーレンは、2019年マシンのコンセプトを発展させるためにFP1を使うというアプローチを維持すると説明。しかしハンガリーGPの金曜日は少し正常になると考えている。

「今回のレースに向けていくつかアップデートがあり、マシンの理解だけではなく、それらの検証にも集中する」とアロンソは付け加えた。

「導入されたパーツのパフォーマンスと、効果をテストする必要がある。良い結果が得られるのを期待している」

 マクラーレンは最近、多くの実験的なパーツや新パーツをマシンに搭載しテストを行っていたが、大成功を収めたのは5月のスペインGPで導入されたアップデートパッケージのみであり、2018年の苦戦の一因になっているという。

「今年僕たちのアップグレードは、基本的にバルセロナでの1回だ」

「その他のレースで持ち込まれたのは小さなパーツで、パフォーマンスには大きな影響はなかった」

「パーツの一部は実験的なもので、一部のパーツには効果がないものもあったので、全体的に言えば成功したアップデートは1回だけだ」

「僕たちは開幕戦のオーストラリアで7番手から10番手だった。アップデート後のバルセロナやモナコでは同じ位置に戻り、そこから後退を始めた」

「今週末、中団グループの前の方にいけることを願っている」

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シリーズ F1
ドライバー フェルナンド アロンソ 発売中
チーム マクラーレン 発売中
執筆者 Ben Anderson
記事タイプ 速報ニュース