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アロンソ、ロシアGPのパフォーマンスに手応えアリ「今季最高のレースだった。ポジティブな兆候だ」

フェルナンド・アロンソは、アルピーヌF1チームにとって、ロシアGPはこれまでのシーズンで最高のレースだったと考えている。

Fernando Alonso, Alpine A521, Sergio Perez, Red Bull Racing RB16B, and Charles Leclerc, Ferrari SF21

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、F1第15戦ロシアGPでは競争力が非常に高く、今季最高のレースだったと語った。

 ハードタイヤで6番グリッドからスタートしたアロンソは、他のドライバーがピットインする中、セルジオ・ペレス(レッドブル)に次ぐ2番手まで浮上。36周を走ったところでふたりはピットインした。

 アロンソは新しいタイヤを活かしてマックス・フェルスタッペン(レッドブル)をオーバーテイクすると、レース終盤まで6番手を走行していた。

 するとレース残り8周ほどになったところで雨が降り出した。コンディションが悪化する中でアロンソはダニエル・リカルド(マクラーレン)やカルロス・サインツJr.(フェラーリ)、ペレスをオーバーテイク。3番手まで浮上した。

 しかしその後もコンディションはさらに悪化。アロンソは残り3周のところでインターミディエイトタイヤに交換したが、より早いタイミングでタイヤを交換していたマシンがポジションを上げたため、6位でレースを終えることになった。

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 それでも、アロンソはかなりの手応えを感じたようだ。レース後、彼はパフォーマンスの面で今季最高のレースだったと語った。

「僕たちにとっては明らかに素晴らしいレースだった」

「パフォーマンスの面では、今年最高のレースだったと言えるだろう。マシンは非常に速く感じられたし、レース全体を通して良いバランスを保っていた」

「最初のスティントでは、チェコ(ペレスの愛称)と一緒にペースを維持していた。その後、ミディアムタイヤに交換したところ、フェルスタッペンをオーバーテイクして一時は引き離すこともできた」

「その後、小雨が降ってきた。僕はダニエルやサインツ、チェコをオーバーテイクして3番手になった。だから今回、表彰台獲得は実力的に可能だったと思うし、クルマも調子が良かった」

「でも残念ながら、最後の5周で雨が強くなった。何人かがリスクを冒し、何人かがまた別のリスクを冒した。僕たちは不運だった。あるいは表彰台に上がった人たちが今日は非常にラッキーだったと言えるかもしれないが、今回のようなコンディションでは宝くじのようになるものだ」

 表彰台を失ったことを悲しく思うか、それともマシンのパフォーマンスを喜ぶかと聞かれて、彼はこう答えた。

「僕たちは非常に競争力があったように見えるので、ここで何か違うことをしたのかどうかを理解して、次のイベントに向けて前進していく必要がある」

「クルマは非常に速かった。それは本当にポジティブな兆候だった。僕たちはフェルスタッペンの前にいて、彼を引き離していたし、サインツの前にもいた」

「(トップを走っていたマクラーレンのランド)ノリスは素晴らしいレースをしたが、運悪く表彰台も、F1での初優勝を逃してしまった。雨が降ると、運にすごく左右されてしまうんだ」

「悲しいのは、競争力がなく11番手や12番手にいて、雨も降らず幸運にも恵まれないことだ。今回は、僕たちは3番手にいて、雨が降っただけ。だから悲しくはない。だけど間違いなくラッキーではなかったね」

「でも、今年のポイントはすべて実力で獲得したものだ。今年は”プレゼント”をもらったことがないんだ。だから、獲得したすべてのポイントを誇りに思っている」

 アルピーヌのエグゼクティブ・ディレクターであるマルチン・ブコウスキーは、アロンソの6位がコンストラクターズチャンピオンシップにおいて大きいと歓迎する一方で、チームとしてインターミディエイトタイヤへの交換のタイミングを最適化できていれば、表彰台を獲得することも可能だったと考えている。

「アルファタウリ(コンストラクターズランキング6番手)やアストンマーチン(同7番手)がゼロポイントだったのに対し、我々アルピーヌ(同5番手)は6位で8ポイントを獲得した」

 そうブコウスキーはmotorsport.comに語った。

「選手権全体としては、良いオペレーションができていると思う。しかし、今回は大きなチャンスがあった」

「今回のようなコンディションは、厄介なものだ。もっと降ることもあれば、もっと雨が少ない可能性もあった。フェルナンドは、小雨が降るトリッキーなコンディションの中、ドライタイヤを履いて何台かのマシンをパスするなど、とても良い走りをしていた」

「現実には、雨の量が減っていれば、彼はおそらく2位になっていただろうし、(ルイス)ハミルトンとノリスが両方ともピットに入っていれば1位になっていただろう」

「雨が強くなってしまったので、可能性があると思っていた表彰台に上がれなかったのは少し残念だ」

「しかし、いつもうまくいくとは限らない。我々よりもうまくいった人もいれば、我々よりもうまくいかなかった人もいる」

 
 

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