アストンは決勝レースで強いんだ! F1サウジGPでフロントロウ獲得のアロンソ「予選よりも決勝の方が良いはず」
アストンマーチンのフェルナンド・アロンソは、F1サウジアラビアGP決勝レースをフロントロウから迎えるものの、「予選よりも決勝レースの方がペースは良い」とポジティブな姿勢を見せている。

フェルナンド・アロンソは、フロントロウスタートとなるF1サウジアラビアGP決勝レースに向けて、アストンマーチンのレースペースの良さに自信を見せている。
ジェッダ市街地サーキットを舞台に開催されているサウジアラビアGPの予選で、レッドブルのセルジオ・ペレスが昨年に続いてポールポジションを獲得。フェラーリのシャルル・ルクレールが2番手タイムをマークしたものの、彼には3基目のコントロール・エレクトロニクスの投入による10グリッド降格ペナルティが科されているため、決勝グリッドでは予選3番手だったアロンソがペレスの隣、フロントロウに並ぶこととなった。
ポールポジション最有力と見られたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がドライブシャフトのトラブルにより15番手に沈んでいることからも、アロンソとしては2013年スペインGP以来33度目のグランプリ勝利に向けて絶好のポジションにつけた格好だ。
今季のアストンマーチンはプレシーズンテストから高いパフォーマンスを発揮しており、開幕戦バーレーンGPでは予選こそアロンソが5番手、僚友ランス・ストロールが8番手に沈んだものの、決勝レースではコース上のバトルを制してアロンソが3位表彰台を獲得。ストロールも6位となった。
アストンマーチンはレースペースと比べて予選ペースでやや劣るとしてきたが、コース特性の異なるサーキットで行なわれるサウジアラビアGPで、その”弱点”を修正してきた形だ。
予選3番手、決勝グリッドでフロントロウという結果に満足しているか、と尋ねられたアロンソは次のように答えた。
「それは、もちろんさ!」とアロンソは言う。
「というのも、僕らにとってはとても良い週末だったんだ。バーレーンでは予選が僕らの弱点、つまりウィークポイントだったんだ。でも今回のマシンは予選でとても良いパフォーマンスが発揮できた。ここから何ができるのか、決勝で見てみよう」
「知っての通り、シャルルがペナルティを受けた。だから、僕らはフロントロウからスタートすることになる。ほんとすごいことだよ」
フリー走行2回目でアロンソは、ミディアムタイヤで決勝レースを想定したロングランを行なっていた。大きなダイヤデグラデーション(性能劣化)は見受けられなかったものの、13周目を過ぎたあたりからは少々ペースが低下していた。
しかし、アロンソはそうしたラップタイムの低下にはコース上のトラフィックも影響しているとして、決勝レースでのペースに自信を見せている。
「昨日のタイム差やロングランは、トラフィックの影響を少し受けたと僕らは判断している。だから、予選よりも決勝の方が良いはずだ」とアロンソは説明する。
「フロントロウからのスタートは気分がめちゃくちゃ良いね」
なおチームメイトのストロールは、3列目5番手から決勝レースのスタートを迎える。
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