F1 シンガポールGP

アロンソ「今の予選形式は時代遅れ」と厳しく批判。渋滞対策には単走アタック”スーパーポール”導入が唯一の解決策?

フェルナンド・アロンソはF1の現在の予選形式は「時代遅れだ」と考えており、唯一の解決策は1人ずつアタックを行なっていく形式だと主張した。

Matt Kew

Matt Kew

編集: 2023/09/19 17:02

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Fernando Alonso, Aston Martin F1 Team

 アストンマーチンのフェルナンド・アロンソは、F1の予選システムは時代遅れなモノになっていると考えており、1台ずつがアタックするシステムがベストだと語った。

 現在のノックアウト方式の予選では、ドライバー達は互いにアタックに向けて前車とのスペースを確保するために、アタックラップへ入る前のコース終盤でペースを落とすことがある。これによってコース終盤では特に渋滞が発生することも多く、その結果としてアタックに入れないドライバーが生まれるといった問題にも繋がっている。

 そういった渋滞対策として、通常は予選時のインラップとアウトラップには最大ラップタイムが設定されており、ドライバーはこのタイムを遵守するよう求められている。

 ただシンガポールGP予選ではドライバー側から最大ラップタイムの条項を削除するように要望があり、それが認められた。彼らはコースには十分なスペースがあり、最大ラップタイムがタイヤの準備に悪影響を及ぼす可能性があると考えていたのだ。

 しかし実際に予選が始まると、タイム計測に向けたポジション争いは依然として残り、アタック妨害による審議なども発生した。

Sergio Perez, Red Bull Racing RB19, George Russell, Mercedes F1 W14, Lance Stroll, Aston Martin AMR23, Lewis Hamilton, Mercedes F1 W14

Sergio Perez, Red Bull Racing RB19, George Russell, Mercedes F1 W14, Lance Stroll, Aston Martin AMR23, Lewis Hamilton, Mercedes F1 W14

Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images

 アロンソは2006年から導入された現在のQ1、Q2、Q3に分かれるノックアウト方式の予選が、今では目的通り機能していないと考えている。

「コントロールするのは難しいと思う。FIAが何をしていても、僕らはそのルールを乗りこなす方法を見つけることだろう」とアロンソは言う。

「彼らは、ストリートサーキットのトラフィックの管理という、とても難しい仕事をしているんだ」

 そう語るアロンソだが、彼は以前採用されていた、1台ずつアタックする”スーパーポール”方式が唯一の解決策だと主張している。

「僕は何度も言ってきたけど、唯一の解決策は、シングルラップの予選だ」

「他の方策を試すこともできるけど、上手くいかないだろう」

「僕は今の予選形式は時代遅れだと思う。20~30年前から同じ(アロンソの発言ママ)だけど、マシンは同じじゃないんだ」

「今はハイブリッドエンジンを搭載していて、(バッテリーを)チャージする必要があるし、タイヤを冷やす必要がある。だから1周アタックの方式こそ、前進するための唯一の方法なんだ」

 F1では2003年〜2005年にかけてこのスーパーポール方式が予選で採用されたものの、セッションに時間がかかること、コンディション変化が与える影響が大きかったことなどを理由に現在のノックアウト方式に切り替えられた。

 なおランド・ノリス(マクラーレン)は、シンガポールGPでの予選ラップタイムの規則変更にドライバーが取り組んだ背景には、これが前戦イタリアGPを想定して設けられた規則だったことが関係していると話した。

「当初、この規則が設けられた目的には、特にモンツァでの接近速度の差を制限することにあった」とノリスは言う。

「規則の理由について、彼らはトラフィックや追い抜きを制御するためではなく、時速300kmで最終コーナーに向かっているときに、時速10kmで走っているドライバーをどうにかするためだったと話していたよ」

「安全上の問題ではなく、自分のポジションを見つけようとして走っているだけだ。これが嫌なら、5分前にコースへ出てやればいいんだ」

「僕は正しい判断だったと思う。皆にとって良いものだった」

Additional reporting by Adam Cooper

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 マクラーレン、メルセデスの追加ピットストップ敢行に冷や汗。3位ノリスが「抜かれるんじゃないかと思った」

次の記事 角田裕毅とリアム・ローソン、アルファタウリのパーティーに登場。ホーナー&マルコらレッドブルF1重鎮も顔を出す

More from

Matt Kew



ハミルトン、2024年のメルセデスW15に実は好印象を持っている?「このクルマは素晴らしいよ。まだ、最大限の性能を発揮できていないだけ」

F1

F1

オーストラリアGP

2024/04/13

ハミルトン、2024年のメルセデスW15に実は好印象を持っている?「このクルマは素晴らしいよ。まだ、最大限の性能を発揮できていないだけ」



メルセデスの弱点は高速域! ラッセル「だから、より高速でコーナーを曲がる予選が苦手なんだろう」と推測

F1

F1

日本GP

2024/04/06

メルセデスの弱点は高速域! ラッセル「だから、より高速でコーナーを曲がる予選が苦手なんだろう」と推測



好調ペレスの要因は「来年の契約が危なくなっている」から? レッドブル重鎮のマルコ示唆

F1

F1

日本GP

2024/04/06

好調ペレスの要因は「来年の契約が危なくなっている」から? レッドブル重鎮のマルコ示唆

最新ニュース



平川亮、F1デビューに向けしっかり慣熟走行19番手。ノリス超僅差でアントネッリに”先着”|F1メキシコシティGPフリー走行3回目

F1

F1 F1

メキシコシティGP

3 分前

平川亮、F1デビューに向けしっかり慣熟走行19番手。ノリス超僅差でアントネッリに”先着”|F1メキシコシティGPフリー走行3回目



F1メキシコシティGP FP3速報|F1デビュー決定の平川亮、まずは19番手。王者王手のアントネッリが0.001秒差で2番手、最速ノリス

F1

F1 F1

メキシコシティGP

24 分前

F1メキシコシティGP FP3速報|F1デビュー決定の平川亮、まずは19番手。王者王手のアントネッリが0.001秒差で2番手、最速ノリス



平川亮、急転直下でF1デビュー決定。オコンに代わってFP3以降のセッションに参加……詳細は明かされずも「病気が理由ではない」

F1

F1 F1

メキシコシティGP

3 時間前

平川亮、急転直下でF1デビュー決定。オコンに代わってFP3以降のセッションに参加……詳細は明かされずも「病気が理由ではない」



フェラーリ代表、最高の滑り出し見せたメキシコシティGPに期待も「土曜日に向け、最大限の結果を引き出さないと」

F1

F1 F1

メキシコシティGP

6 時間前

フェラーリ代表、最高の滑り出し見せたメキシコシティGPに期待も「土曜日に向け、最大限の結果を引き出さないと」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録