名手アロンソでもお手上げ? アストンマーティンのパフォーマンスアップはアプデ待ち「アイデア出尽くした」
アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、F1サウジアラビアGP予選を13番手で終え、チームが直面している課題について語った。
Fernando Alonso, Aston Martin Racing
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
F1サウジアラビアGPの予選でまたしてもQ3に進出できなかったアストンマーティン。フェルナンド・アロンソは、チームの状況について改めて語った。
経営陣と技術陣の再編成を経て、現在は再建段階にあるアストンマーティンのF1チーム。サウジアラビアGPのフリー走行と予選でのパフォーマンスは、目の前に横たわる課題を示すものだった。
3度のフリー走行でトップ10にも入れないまま予選に臨んだランス・ストロールとアロンソ。ふたりはQ1を突破するのに3セットのソフトタイヤを使用したが、ストロールは16番手でQ1敗退、アロンソは12番手でQ2に駒を進めたが新品タイヤが残っておらず13番手と、Q3に進めなかった。
今季、アストンマーティンが予選でトップ10に入ったのは、中国GPのスプリント予選でストロールが10番手になった1回のみだ。
予選後にアロンソは「ここは大好きなサーキットのひとつなんだ」と語った。
「アルピーヌ時代から、僕はいつもとても速かったんだ」
「今日は、Q2に進出するために限界を超えていたと思う。それからQ2では、スクラブした(中古)タイヤで、とても良いラップをした。僕の意見ではね。それで13番手だ」
「もし僕がクラッシュしたら、みんなが僕のミスを責めるだろうから難しいよ。今のポジションには満足していない。クルマのポテンシャルを引き出すために、限界を超えてプッシュするんだ」
Fernando Alonso, Aston Martin Racing
Photo by: Sam Bloxham / Motorsport Images
過去3シーズン、アストンマーティンはそれなりに競争力のあるマシンでシーズンをスタートした2023年でさえ、アップグレードパッケージによってパフォーマンスを高めるのに苦労してきた。
昨シーズン終盤には、同じコンディションで新旧のスペックを比較するために、アップグレードパッケージをマシンごとに分割するという方法をとったが、これはシミュレーションツールに相関性の問題を抱えていたことを示している。
以前までメルセデスの風洞を借りていたアストンマーティンは、今では新しく建設した最先端の自社風洞を使用している。
これまでのところチームは、レギュレーションが変わる2026年のマシン開発を進めている中で、2025年のマシンを改善するためにリソースを再配分することに慎重姿勢を崩していない。
これは、マネージング・テクニカルパートナーとしてチームに新しく加入したエイドリアン・ニューウェイの希望でもあるようだ。というのも彼は、今季マシンAMR25の立ち上げには関与していないからだ。
とはいえ、フロアの微調整を含むアップデートはデザインを終え、生産の段階に移っていると理解されている。
アロンソは現状、サーキットでのセットアップ変更だけでパフォーマンスを引き出そうとすることに限界を感じている。
「難しい週末になっている。ペースをアンロックできていないんだ」
「僕たちは色々なセットアップを試した。どのセットアップも、1周走ったら多かれ少なかれ同じような結果だった」
「だから、コースサイドからではなく、ファクトリーから何かが必要なんだ。今のところ、アイデアは出尽くしたと思う」
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