”非英国人”はF1タイトル争いが難しく? アロンソが感じる不平等「自分やフェルスタッペンは”悪者”にされる」

フェルナンド・アロンソは、自分やマックス・フェルスタッペンのようなドライバーが”悪者”になっているのは、F1の英国中心主義的な考え方にあると感じているという。

”非英国人”はF1タイトル争いが難しく? アロンソが感じる不平等「自分やフェルスタッペンは”悪者”にされる」

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が激しいタイトル争いを繰り広げている2021年シーズンのF1。第10戦イギリスGPでは両者が接触し、双方のファンがソーシャルメディアなどでヒートアップしていた。

 このクラッシュを巡る論争は、2週間後のハンガリーGPまで続いたが、フェルスタッペンは予選後の会見で、再び衝突が起こる可能性についての”馬鹿げた質問”に対し、声を荒げてそれを遮った。

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 今年でF1参戦18シーズン目を迎えている大ベテランのフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は、フェルスタッペンのこうした行動について同情するかと訊かれ、興味深いコメントを残した。

「僕は記者会見を見ていないんだ」とアロンソは語った。

「だけど、彼らは今(自分も経験したことを)経験していると思う。特にマックスはレジェンド、チャンピオンと戦う若いドライバーだからね。彼はイギリス人ではないから、通常よりも難しいだろう」

 当初、自分の発言について詳しく説明しなかったアロンソは、後になって「イギリス人ではない」という発言の意味を正確に説明するよう求められた。

 そして彼は、7つのチームが本拠地を置いているイギリスの影響力によって、イギリスのドライバーにバイアスがかかっていると説明した。

「タイトル争いでちょっと緊迫した状況になったりすると、このスポーツが”イギリスの環境”だという印象をいつも受けるんだ」

「ほとんどがイギリスのチームだ。ジャーナリストやメディア、テレビクルーなど、ほとんどの人がイギリスから来ている」

「当然のことながら、自分の国で競争力があり、勝ち続けることができる選手を好む傾向がある」

「僕がレースをしていていつも感じていたことだけど、普通にイギリス人のドライバーと戦おうとすると、僕が悪者にされるんだ」

「シルバーストーンでの出来事を見て、フェルスタッペンがいくつかの質問などを受けているのを見て、彼の立場をしっかりと理解した」

 アロンソは、ルノー時代の2005年と2006年にフェラーリのミハエル・シューマッハーとのタイトル争いを制して2度のワールドチャンピオンを獲得したが、翌2007年にイギリスチームのマクラーレンに移籍。しかし、アロンソはチームがこの年にデビューしたハミルトンをひいきしていると批判を繰り返したことで、チームとの関係も悪化。イギリス人のチーム代表であるロン・デニスと完全に対立し、1年でチームを去った過去を持っている。

 
 

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