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アロンソ、”若手ドライバー”テストで最新F1マシンをドライブへ。FIAが参加を承認か

FIAの決定により、F1最終戦アブダビGP後に行なわれる若手ドライバーテストに、フェルナンド・アロンソの参加が可能となったようだ。

Fernando Alonso, Renault F1 Team R.S.20

写真:: Renault

 来季、ルノーからF1に復帰することが決まっているフェルナンド・アロンソは、FIAの決定により、シーズン終了後のアブダビで行なわれる若手ドライバーテストに参加し、ルノーの2020年マシンをドライブすることが可能となったようだ。

 アブダビでのテストは当初、ミュールカー(ダウンフォースなどを調整したテスト用マシン)を使用し、2021年から導入される予定だった18インチホイールに合わせたタイヤを試す予定だった。そのため、2021年に向けた準備として全チームが参加することになっていた。

 しかし新レギュレーションの導入延期により、ホイールの18インチ化も延期に。新型コロナウイルスの影響もあり、コスト削減のためアブダビテスト中止を望むチームもあったが、最終的にはシートを売ることで収入を得ているチームを助けるため、アブダビテストは1チーム2台までの若手ドライバーテストに変更された。

 テストの形式を明確にするため、2020年のF1競技規則は次のように調整された。

『若手ドライバーに現行のF1マシンをテストする機会を提供することを唯一の目的とした、1日限りの任意テストで、チャンピオンシップの最後のイベントが開催されたサーキットで実施される。このテストには2台までのマシンを同時に使用することができる』

 また、テストの対象となるドライバーは『国際Aライセンスを持っており、FIAの承認がない限り2戦以上F1世界選手権のレースに出場したことがない者』とされている。

 マクラーレンとレーシングポイントは数ヵ月前にこのテストに参加しないことを決定。それは基本的に走行を必要とする若いドライバーがいないこと、得るものが少ないからだ。

 一方ルノーはアロンソと契約した後、彼が2年間F1から離れていることを理由に、アブダビテストの参加を許可するようロビー活動を開始した。

 今のところ、アロンソは2018年のマシンで様々なサーキットをドライブ。現行マシンでは、バルセロナでフィルミングデーを活用し100km走行している。

 しかし、マクラーレンやフェラーリ、レーシングポイントなどはアロンソのテスト参加に反対の意向を示した。いずれも、ルノーが今後レースドライバーになるベテランを現行マシンに乗せることで、冬の間の開発に貢献し、競争上のアドバンテージを得られる可能性があるとの見解を示していた。

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 そんな中、バーレーンで2日(水)に行なわれたスポーティングディレクター会議で、F1レースディレクターのマイケル・マシは、テストに若手ドライバー以外の参加が許可されたことを認めた。これは、FIAの会長であるジャン・トッドがレギュレーションの”FIAの承認がない限り”という文言を用いて決定したと考えられている。

 テストは事実上、2020年にF1のレースに出走しなかったドライバーにも開放されており、レッドブルはセバスチャン・ブエミを片方のマシンに乗せ、アルファロメオは開発・リザーブドライバーのロバート・クビサを乗せるのではないかと見られている。

 また、ウイリアムズのジャック・エイトケンもテスト参加が承認されたと見られている。エイトケンは現在、F1参戦が0戦で若手ドライバーの要件を満たしているが、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が新型コロナウイルスに感染した影響で、今週末のサクヒールGPで急きょウイリアムズからF1デビューすることが決まった。

 もしハミルトンが最終戦アブダビGPで復帰できなければ、ジョージ・ラッセルがアブダビGPでもメルセデスのマシンをドライブし、エイトケンがウイリアムズのマシンに乗ることになるだろう。そうなった場合、エイトケンはF1レース出走数が2回となり、若手ドライバーの要件から外れてしまうのだ。

 アロンソのテスト参加を許可するという決定に、マクラーレンやレーシングポイントといったライバルたちは怒りを覚えているだろう。

 この2チームはルノーと同様、2021年に向けて新たなドライバーを迎える予定となっている。理論的には契約上の問題がクリアになり、アブダビテストでの走行を現役ドライバーにも開放するようにロビー活動をする十分な時間があれば、それぞれのチームに加わるダニエル・リカルドやセバスチャン・ベッテルが新天地に馴染むための最高の機会となったはずだ。

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