ハミルトン後継も噂のフェルナンド・アロンソ「僕は交渉で良い立場にある」 まずは序盤戦に集中姿勢

フェルナンド・アロンソは、2025年にメルセデスのルイス・ハミルトンがフェラーリ移籍を決めたことから、「交渉するのに良い立場」にあると考えている。

Fernando Alonso, Aston Martin Racing

 現在アストンマーチンからF1に参戦しているフェルナンド・アロンソは、2025年以降の契約交渉において、自らが「良い立場」にあると考えている。

 2月初旬、フェラーリは2025年のドライバーとして現メルセデスのルイス・ハミルトンと契約したことを発表。メルセデスの1席が空くことが確定したため、ドライバー市場に大きな動きな変化がありそうな状況になっている。

 マクラーレン(ランド・ノリスとオスカー・ピアストリ)とフェラーリ(シャルル・ルクレールとハミルトン)は2席共に決定しているが、他のチームの多くは今季で契約切れとなるドライバーが多く、今後様々な動きが出てくるはずだ。

 そしてアロンソについては、メルセデスがハミルトンの後任候補のひとりとして起用を検討しているのではないかと言われている。アロンソはあくまでもアストンマーティン残留が最初の選択肢だとしつつも、現役F1チャンピオンの中で、自分が唯一”起用可能な”選択肢であることから2025年以降に向けて引き合いがあるだろうと以前語っていた。

 そしてF1バーレーンテストでアロンソは、自らが契約交渉において「良い立場」にあると考えていると発言。ただその一方で来季以降のシートへ目を向けるよりも、2024年シーズン序盤の戦いに集中したいようだ。

「僕の場合はかなり興味深いよね。交渉するのにかなり良い立場にあると思うからね」

「でも少なくとも序盤数戦はそのことを考えすぎずにやりたいと思う」

「新シーズンの自分がどうかを確かめたいんだ。今年は(全24戦で)F1史上最長になってくる」

「移動のスケジュールを多少変更して、今年は効率を良くし、年末までエネルギッシュにたどり着きたいと思っている」

「つまり、僕が今集中しているモノはいくつかあるけれど、来年に向けてはそれほどでもないんだ」

 なおアロンソはオフシーズンの間、トレーニングに精を出していたため、ハミルトンのフェラーリ移籍のニュースを知ったのは、発表の翌日だったという。

 ハミルトンの移籍によって2024年シーズンも始まらない内に、2025年に向けた移籍を巡る“シリーシーズン”が始まったことに、アロンソは驚いていると語った。

「サプライズだったよ。夏頃には動きも出てくるかと思っていたんだけど、本当に早かった」

「いくつかリークもあったから、(メルセデスとフェラーリは)おそらく考えていたよりも早くに発表しなくちゃならなかったのかもしれない。それによって、より多くの動きが起こっている」

 

前の記事 F1次期PU開発、アウディやレッドブルら新規メーカーにとっては「大きな挑戦」とフェラーリ。現規定ではホンダが過去に大苦戦……歴史は繰り返される?
次の記事 “苛立つ”フォード、タッグ組むレッドブルF1ホーナー代表の不適切行為疑惑で早期解決を要求「真摯な姿勢を示すことが不可欠」

最新ニュース

チームランキング4番手に急浮上! 富士で連続表彰台と躍動のKCMG土居監督「ポール獲れず悔しい。2位で悔しい……ステップを踏んでいる」

チームランキング4番手に急浮上! 富士で連続表彰台と躍動のKCMG土居監督「ポール獲れず悔しい。2位で悔しい……ステップを踏んでいる」

SF スーパーフォーミュラ
第6戦・第7戦:富士
チームランキング4番手に急浮上! 富士で連続表彰台と躍動のKCMG土居監督「ポール獲れず悔しい。2位で悔しい……ステップを踏んでいる」
デ・フリーズ、初ポイント獲得がペナルティで幻に。裁定基準に不満「”日本固有”で、国際レースとは関係のないルールだ!」

デ・フリーズ、初ポイント獲得がペナルティで幻に。裁定基準に不満「”日本固有”で、国際レースとは関係のないルールだ!」

SF スーパーフォーミュラ
第6戦・第7戦:富士
デ・フリーズ、初ポイント獲得がペナルティで幻に。裁定基準に不満「”日本固有”で、国際レースとは関係のないルールだ!」
岩佐歩夢、富士スピードウェイでの第7戦は6ポジションアップの6位「悪くはなかったけど、良くもなかった」週末

岩佐歩夢、富士スピードウェイでの第7戦は6ポジションアップの6位「悪くはなかったけど、良くもなかった」週末

SF スーパーフォーミュラ
第6戦・第7戦:富士
岩佐歩夢、富士スピードウェイでの第7戦は6ポジションアップの6位「悪くはなかったけど、良くもなかった」週末
とにかくガンガン行こうぜ! 1周目から最大限に攻めた牧野任祐。3位でランキングも2番手に「次の最終戦も攻めに攻めて、悔いなくシーズンを終えたい」

とにかくガンガン行こうぜ! 1周目から最大限に攻めた牧野任祐。3位でランキングも2番手に「次の最終戦も攻めに攻めて、悔いなくシーズンを終えたい」

SF スーパーフォーミュラ
第6戦・第7戦:富士
とにかくガンガン行こうぜ! 1周目から最大限に攻めた牧野任祐。3位でランキングも2番手に「次の最終戦も攻めに攻めて、悔いなくシーズンを終えたい」

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

エディション

日本 日本