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アロンソ、今季中にリカルドと交代でルノーF1に復帰との噂も、本人は一蹴

フェルナンド・アロンソは、ダニエル・リカルドの後任としてルノーで今季残りのF1レースを戦うという一部報道を一蹴。チーム側もその噂を「ナンセンスだ」と否定している。

Fernando Alonso

写真:: Erik Junius

 来季マクラーレンへと移籍するダニエル・リカルド(ルノー)。その後任が誰になるのかについては、これまで様々な憶測が流れてきた。そんな中、2日(木)には「フェルナンド・アロンソが既にルノーとの契約に合意しており、今季の残りレースでリカルドに代わって出走する」というニュースがアロンソの地元スペインで流れた。

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 現在アロンソは、3度目のインディ500挑戦のために準備を進めている最中。あるファンからはTwitterで「あなたはみんなをからかっているのか?」とのコメントが寄せられたが、彼はそれに対し、事態をかき乱したのは自分ではないと返信して噂を一蹴した。

「昼には『(ルノーが)アロンソにノーと言った』と書かれていたのに、夕方には僕が今年そのチームでレースをすると書かれていたんだ!」とアロンソは綴っている。

「そして僕はインディ500でレースをするんだ。誰が君たちをからかっているのか考えてよ。何か発表することがあればここで言う」

 ルノー側はこの噂について公式なコメントを控えているが、チーム内のとある情報筋は「リカルドがシーズン中に交代するという噂はナンセンス。我々は共にやり遂げないといけないことがある」とコメント。リカルドが2020年シーズン終了までチームに留まることは確実のようだ。

 また、ルノーはリカルドがシーズン開幕前にマクラーレンと契約を交わしたことに失望していた。チーム代表のシリル・アビテブールは以前、ドライバーを引き留めるために良いマシンを作ることを優先事項としていると語っていた。

「ダニエルの決断を急がせたふたつのF1チーム(フェラーリとマクラーレン)の動きには少し驚いている」

 アビテブールはそう語った。

「我々は自分たちの計画に固執することを決めた。我々の計画と優先事項は、良いマシンを作ることだ」

「昨年我々が良いマシンを手にしていたら、こういった質問はされないだろう。良いマシンさえあれば将来的にどんなドライバーでも惹きつけることができると分かっているから、そこに焦点を当てている」

「新しいレギュレーション、新しいルールを優先してきた。F1の未来を確保することが優先事項なんだ。彼は決断を下したが、我々は前に進み続ける」

 
 

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