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アロンソ、F1日本GP決勝でピットストップの判断が遅れたチームを批判「今回は戦略面で、間違った決断をし続けてしまった」

フェルナンド・アロンソは、F1日本GPでアルピーヌのチームが、戦略において誤った選択をし続けたと語った。

Fernando Alonso, Alpine A522

写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images

 アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、F1日本GPの決勝レースを7位でフィニッシュしたが、チームは戦略面で誤った判断を繰り返したとして憤慨している。

 アロンソは7番グリッドから日本GPの決勝レースをスタート。前方を行くカルロス・サインツJr.(フェラーリ)が1周目にリタイアしたことで、6番手まで順位を上げたところで、レースは赤旗中断となった。

 レース再開時にはウエットタイヤの装着が義務付けられていたが、セーフティカーがピットに戻ったところで2台のマシンがピットに飛び込み、インターミディエイトタイヤに交換。この2台はセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)とニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)だったが、インターミディエイトタイヤを履いた彼らは首位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)よりも速いペースで周回し始めた。

 これを見た各車は次々にピットイン。続々とインターミディエイトタイヤに履き替えていった。

 8周目に入ったところで、またウエットタイヤを履いていたのはアロンソを始め4台のみ。アルピーヌは、当時4番手を走っていたエステバン・オコンを優先して7周目にピットに呼び込み、ダブルストップになるのを避け、アロンソのピットインを8周目まで遅らせることにしたのだ。

 アロンソは7周目にピットインしたドライバーに先行されることはなかったものの、3周速くインターミディエイトに履き替えていたベッテルに先行されることになった。ベッテルは、スタート直後の1コーナーでアロンソと接触し、コースオフしていた……にもかかわらず、ピット戦略で先行されることになってしまったのだ。

 その後は各車とも、インターミディエイトタイヤの大きなデグラデーションに苦しんだ。アロンソはそのため、レース終盤に2セット目のインターミディエイトタイヤに履き替えるためにピットインしたいと訴えていた。

 アロンソにピットインが許可されたのは22周目。これによってアロンソはいくつかポジションを失ったが、コース上でオーバーテイクを繰り返し、ピットストップを行なう前と同じ7番手まで復帰。しかしベッテルを抜くことは叶わず、チェッカーを受けることになった。つまり、タイヤ交換を行なったメリットを享受することはできなかったわけだ。

「戦略はうまくいかなかった」

 そうアロンソは語った。

「僕らは間違った選択をし続けてしまった。まず僕は、インターミディエイトタイヤを履くのが遅れてしまったため、ポジションを失った」

「それから、2回目のピットストップは遅すぎた。フィニッシュまであと6周というところだったんだ。それで、ポジションを上げることができずにフィニッシュすることになった」

「1回目も2回目も、僕はもっと早くピットに入りたいと言っていた。今日は、マイクが機能していなかったのかもしれないけどね……」

 チームを信頼する必要があったのか? motorsport.comからそう尋ねられたアロンソは、次のように語った。

「残り10周か11周、あるいは12周というところでピットに入るべきだった。彼らが何をしていたのかは分からない。その後、残り6周というところでピットインさせられた。チャンスを失ったよ」

 アルピーヌのスポーティング・ディレクターであるアラン・パルメインは、チームが予想していたよりも1周早くチェッカーフラッグが振られたため、ベッテルを攻略することができなかったと語った。

「レースは、予想に反し1周早く終わってしまった。チェッカーフラッグが、本来よりも1周早く振られたんだ」

 今回のレースは、中断時間も含めてスタートから3時間が経過した時点でチェッカーが振られた。この時は、レギュレーションによれば3時間を経過した周が最終ラップになると規定されている。しかしアルピーヌは、レースの最長走行時間である2時間ルールと同じように、3時間が経過した翌周が最終ラップになると考えていたため、このような誤解が生じたようだ。

 パルメインは次のように続ける。

「マックスがコントロールラインを越えた時、まだあと5秒あったと思う。でも、次の周でチェッカーが振られたんだ」

 またアロンソをピットインさせる判断についてパルメインは、次のように説明する。

「我々が考えていた距離までレースが進んでいたら、彼はセバスチャンを攻略できたと思う」

「だから、もう少し早くタイヤを交換すべきだったかもしれない。ただ、そう断言するのは簡単ではない。なぜなら彼のタイヤは、最終スティントでもかなり消耗していたからね」

「後から考えれば、早くピットストップさせるべきだったかもしれない。しかし、他のマシンを抜くのがどれだけ簡単かということを、我々はまったく理解していなかった」

「彼は早い段階から、ピットインするべきではないかということについて話をしていた。でもその時にピットに入っていたら、彼は5台のマシンをコース上で抜かなければならなかったはずだ。我々はそれは良いことではないと思った」

「その後、周(冠宇/アルファロメオ)がピットインするのを見た。彼は1周で5秒速かった。そして我々は『よし、ピットストップしよう』と決断した。我々はそれを見る必要があったんだ」

「でももしレースがもっと長く続いていたら……本来はそうするべきだったんだと思うけど……彼はセバスチャンの前にいただろう」

 
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