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アロンソ、あごのプレート除去のため1月に手術へ。来年は”もっと強い”アロンソが見れる?

アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、自転車トレーニング中の事故による負傷で上あごに埋まっていたチタンプレートを除去する手術を、2022年1月に受ける予定だ。

Fernando Alonso, Alpine F1

写真:: Jerry Andre / Motorsport Images

 2021年シーズンにF1復帰を果たしたフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)。カタールGPで3位表彰台を獲得するなど、以前と比べて勝るとも劣らないパフォーマンスを世界中のF1ファンに見せつけた。

 そんな姿を目の当たりにし、すっかり忘れてしまっている方も多いかもしれないが、2021年のシーズン開幕前、アロンソは自転車トレーニング中の事故で負傷。上あごを骨折してしまった。

 手術を受け、チタンプレートであごを固定したアロンソは、新車発表イベントを欠席。それでもバーレーンで行なわれたプレシーズンテストには参加し、F1復帰に向けた準備を整えた。

 当時から、チタンプレートを除去する手術はシーズン終了後に行なうとコメントしていたアロンソ。改めて、2022年1月に手術を受ける予定だと認めた。

 アロンソは15日(水)にmotorsport.comを含む一部メディアの取材に応え、「昨年よりも少し良い準備をする必要がある」と語った。

「2月の自転車事故は、助けにはならなかった。来年の1月にはプレートを除去しなければならないから、2週間の休みを取ることになる」

「だけど、おそらく手術がなくてもその数週間は休んでいただろうし、リラックスするための時間だからね」

「その後、身体的にもクルマ的にも良いプログラムを持って冬のテストに臨み、準備を整える必要がある。マシンが競争力を発揮すれば、僕もきっと100%になるはずだ」

 現在40歳のアロンソは、キミ・ライコネンがF1引退を決めたことで、来季はグリッドで最年長のドライバーとなる。

 アロンソは、年齢を重ねるごとに新しいシーズンに向けての準備が変わってきたと説明しつつ、この冬は精力的にプログラムをこなしたいと意気込んでいる。

「自転車事故の後、バーレーンに行く日を数えていたら、バーレーンに行く時間になってしまったんだけど、ちゃんとしたフィジカルプログラムをこなせなかった」

 そうアロンソは振り返った。

「この冬はもう少しやりたいんだ。もちろん、23歳のときと40歳になった今とでは、トレーニングも同じではないよ。よりトレーニングする必要がある。同じ体型、同じ強さを保つためには、もっとストレッチをし、違う食事をし、他にもいろいろなことをしなければならない」

「そうする準備はできている。その覚悟があるからこそ、僕はカムバックしたんだ。犠牲にするモノも多いけど、それがこの冬のプランなんだ」

「できる限り強くなるつもりだ。他のドライバーよりも年齢が上なので、トレーニングもしなければならないし、やらなければならないことも多いと思っている」

 
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