ロングラン不足がオーバーテイクに悪影響? アロンソ「いつもより、ドライバーの貢献度が高かった」

アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、オランダGPでF1チームが直面したタイヤの問題が、オーバーテイクの少なさにつながったと考えているようだ。

ロングラン不足がオーバーテイクに悪影響? アロンソ「いつもより、ドライバーの貢献度が高かった」

 ザントフールト・サーキットで36年ぶりに開催されたF1オランダGP。地元のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝を果たした。ザントフールトはタイトでチャレンジングなレイアウトのため、オーバーテイクの難易度は高く、トップ5はグリッドと同じポジションでゴールしている。

 F1復帰に向けて、ザントフールトは大幅に改修された。ターン1やターン3、ターン14にはバンクが設けられた。当然、バンクがついたコーナーではタイヤにかなりの負荷がかかるため、各チームは新たな課題に直面することになった。

 9番グリッドからスタートし、3つポジションを上げて6位となったフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は、赤旗の影響で各チームがフリー走行であまりロングラン出来なかったため、タイヤの状態をうまく把握できず、ドライバーがオーバーテイクに慎重になっていたと感じているようだ。

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「おそらく、レースを見直して、来年に向けて何をすべきかを考える必要があるだろう」とアロンソは語った。

「タイヤの状態がよく分からなかったのが一番の原因だと思う」

「何が起こるか分からなかったし、ここでレースをしたことがなく、金曜日には十分な周回数をこなせなかった。だから(最後まで)走りきれるところまでタイヤを管理し、そこから少しずつプッシュしていった」

「それが、より退屈なレースになってしまった大きな要因だと思う」

 一方で、アロンソはF1がザントフールトに戻ってきたことをポジティブに受け止めることができると語り、チームが何年にも渡ってタイヤのデータを分析し、それを活用できるようなF1で馴染み深いサーキットでも、オーバーテイクは難しいと指摘した。

「バルセロナやシンガポール、ハンガリー、インテルラゴスなどでは、このような問題は起こらない。それにオーバーテイクの動きという点では、今回と同じくらい悪い」

「ザントフールトは良い週末だったし、素晴らしい雰囲気を提供してくれたので、ポジティブに考えなければならないと思う。オーバーテイクの数は少なかったが、他のサーキットと同じだ」

 レース序盤、アロンソの背後にチームメイトのエステバン・オコンが迫り、無線で「フェルナンドのペースが非常に遅い」と訴えていた。しかしアロンソは「タイヤを温存しているのでペースは上げられる」と返していた。

 アロンソは最終周にカルロス・サインツJr.(フェラーリ)をパスして6位となったが、タイヤが未知数だったため、戦略プランを常に更新していたとアロンソは明かした。

「タイヤのデグラデーションについては全くの未知数で、過去の経験もなく、金曜日の周回数も足りなかった」

「5周ごとに戦略やターゲットラップ(タイム)、ピットストップ(のタイミング)を更新していたので、コンピュータやシミュレーションに左右される他のレースよりも、ドライバーの貢献度が高かったと思う」

 
 

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