共に25歳でタイトル連覇? アロンソ、フェルスタッペンは「僕と同じ”強み”を持っている」

アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、2022年のチャンピオンをほぼ手中に収めているマックス・フェルスタッペンについて、これからさらに良くなっていくと考えている。

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 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、今週末のシンガポールGPで2年連続となるタイトルを確定させる可能性があるが、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)はフェルスタッペンがさらに進化していくと考えている。

 フェルスタッペンはランキング2番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に116ポイント差、ランキング3番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)に125ポイント差をつけている。フェルスタッペンがシンガポールGPで優勝し、ルクレールやペレスの結果が振るわなければ、フェルスタッペンが5レースを残して連覇を決める可能性がある。

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 そんなフェルスタッペンは、シンガポールGPの金曜日に25歳の誕生日を迎えた。ただ、17歳でF1デビューを果たしたため、F1参戦8シーズン目となっている。

 アルピーヌのフェルナンド・アロンソも、ルノーで2年連続のタイトル獲得を決めた2006年に25歳となっている。19歳でF1デビューした彼だが、2002年はテストドライバーを務めて出場しなかったため、F1フル参戦5年目の連覇だった。

 アロンソは、フェルスタッペンが2度目のタイトルを獲得すれば、歴代の名選手に名を連ねることになるかと聞かれ、「そう思う」と答えた。

「彼は24歳か25歳だ。まだ彼の前には長い道のりが待っている。でも、彼の方が僕より幸運であることを願っているよ。僕は26歳の時に同じ成績だったけど、40歳になっても同じままだからね!」

「レッドブルと一緒にいれば、彼はもっと良くなっていく一方だと思う」

 アロンソはフェルスタッペンとレッドブルの今年のパフォーマンスを称賛する一方で、非常に競争力のあるマシンを持ちながらも、それを活かせなかったフェラーリを揶揄した。

「それほどファイトはなかった。違う?」と彼は話した。

「レギュレーションが大きく変わった重要なシーズンだから、常にみんなの記憶に残るシーズンになるだろうね」

「フェラーリのマシンはとても速かったと思う。でも、レッドブルとマックスは際立っていた。彼らが他より優れていたから、争いにならなかったのかもしれない。単に彼らのマシンが優れていたからではない。フェラーリは同じかそれ以上のクルマを持っていたんだ」

「とてもふさわしい。先ほども言ったように、彼らは最高のチームであり、最高のドライバーだった。だから、彼らがいつタイトルを決めるかは重要ではない。ただ彼らがそうするというだけだ。それがここなのか日本なのか、いずれ分かるだろう」

 アロンソは、フェルスタッペンが週末の走り始めから常に速いという能力を高く評価しているという。

「それは人から教えられるものじゃないと思うんだ」

「もっと時間が必要なドライバーもいるし、もっとデータを勉強する必要があるドライバーもいる。チームメイトのデータと比較・分析し、比較のために金曜日の丸一日が必要なドライバーもいる」

「そして、FP1から100%の力を発揮する人もいる。マックスはその1人だと思う。ゴーカートから今までずっとそうだったんだから、誰にとっても驚きではないはずだよ」

 アロンソは、それは自分も備えている強みのひとつだと話し、フェルスタッペンとの比較について次のように語った。

「それはおそらく、僕の強みのひとつでもあると思うんだ。毎週末F1で10位や12位にいるだけでは自分のキャリアが進歩しないと感じたからこそ、2018年にF1をやめて違うことに挑戦し、毎週末違うカテゴリー、違うクルマで挑戦し、違うタイトルやレースでの勝利を目指したいと思っていたんだ」

「FP1では、最初の5分間はマックス・フェルスタッペンが皆の2.5秒前にいるのを興味深く見ることになるだろうね。そして、徐々に他のドライバーが彼に迫っていって、予選では彼に接近することになる」

「このようなことは、チームメイトとの間でも時々起こることで、金曜日には僕がかなり前にいて、土曜日と日曜日には彼らがどんどん良くなっていくんだ」

「だから、マックスや僕にとって理想的なのは、FP1~FP3がウエットコンディションになって、初めて新しいコースでの予選に臨むことだろうね!」

 アロンソのコメントに対して、フェルスタッペンは次のように返した。

「F1ではちょっとした運が必要だ。正しい決断をして、長い間、圧倒的なマシンを手に入れる運が必要なんだ」

「もし、フェルナンドを他の人たちがチャンピオンになったマシンに乗せたとしたら、彼も同じようにできただろう」

「でも、それはF1のやり方じゃない。結局、彼はふたつのタイトルを獲得しているわけだから、彼自身はとてもよくやったと思う。そして、彼は素晴らしい男でもあり、F1において素晴らしい人格者でもある」

 
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