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アロンソ、スチュワードの裁定に異議。フェルスタッペンvsハミルトンのクラッシュは「お互いにすべきことをした」

アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、F1イタリアGPで起きたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)のクラッシュについて、「彼らはすべきことをした」と考えていると語る。

Lewis Hamilton, Mercedes W12 and Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B collide

Jerry Andre / Motorsport Images

 F1イタリアGPの決勝レースで起きた、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)のクラッシュ。これについてアルピーヌのフェルナンド・アロンソは、ふたりが「すべきことをした」結果だと考えている。

 イタリアGPの決勝レース26周目、タイヤ交換を終えたばかりのハミルトンとコースを走ってきたフェルスタッペンはメインストレートで横並びとなり、並走したままシケインに突入。ターン1はそのままクリアできたものの、ターン2では両者が接触し、2台揃ってグラベルへ……両者共にリタイアとなった。

 ふたりが接触し、いずれかがリタイアに追い込まれたのは、これで今シーズン2度目。最初の事例であるイギリスGPでのクラッシュは、フェルスタッペンのみがリタイアとなり、ハミルトンは走り続けて優勝を手にした。

 イタリアでの事故の責任については意見が分かれたが、レーススチュワードはフェルスタッペンに過失があると判断。次戦ロシアGPでの3グリッド降格ペナルティを科した。

 しかしアロンソは、このスチュワードの判断に疑問を抱いており、クラッシュの結果フェルスタッペンのマシンがハミルトンのマシンの上に乗り上げてしまったという派手なシーンがあったため、深刻なクラッシュに見えているだけだと語る。

「彼らは共にチャンピオンを目指し、限界ギリギリで戦っている。今回はマシンが縁石でジャンプした後、タイヤとタイヤが接触し、それによってマシンがさらに跳ね上げられた」

 そうアロンソは語った。

「でも、その時は低速だった。ご存知の通り、30〜40km/h程度だったと思う。本来ならば危険でもなんでもない」

「だから実際には、大したことではなかったと思う。シルバーストンは違うけどね。でも今回は、ただの”レーシングインシデント”だったと思う」

「ルイスはターン1をワイドに走り、マックスにシケインを直進させようとしたと思う。マックスはシケインを直進せず、アウト側に留まった。しかしターン2では、イン側のスペースを守ることはできなかった」

「彼らはふたりとも、すべきことをしたと思う。でも残念ながら、両者は接触してしまった」

「スタートのリプレイも見た。ジョビナッツィ(アントニオ・ジョビナッツィ/アルファロメオ)とルクレール(シャルル・ルクレール/フェラーリ)も同じように接触した。ストロール(ランス・ストロール/アストンマーチン)とペレス(セルジオ・ペレス/レッドブル)も同じように接触した。しかし彼らはタイヤとタイヤが接触することはなかったから、同じ結果にはならなかった」

「でもターン1とターン2では、それは典型的な動きだったと思う。ただ運が悪かったから、タイヤとタイヤが接触してしまったんだ」

 フェラーリのカルロス・サインツJr.は、フェルスタッペンとハミルトンのいずれかが”望めば”、クラッシュは避けられたはずだと考えている。

「事故というのは、常に避けられるモノだと思う」

 そうサインツJr.は語った。

「片方でもクラッシュしたくないと思えば、クラッシュは起きないと思う」

「彼らはずっと、チャンピンシップのために非常に厳しい戦いを繰り広げている。過去にも見られたように、こういう事故は起きている。でもそれは、F1では当然のことだと思う。チャンピオンシップを争うふたりなら、なおさら互いにぶつかる可能性が高まるものだ」

「そして僕の観点から言えば、今回の事故はかなり明確だ。細かい部分に立ち入るつもりはないけどね。そして、僕の意見を公に明かすようなこともないよ。次回のドライバーズミーティングで、議題に上がるだろうから、皆で議論する必要がある」

 サインツJr.のチームメイトであるルクレールも、タイトルを争っている時には、今回のような事故が起きることは「理解できる」と語る。

「こういうクラッシュを目にするのは、普通のことだ」

 そうルクレールは語る。

「彼らはチャンピオンを目指して戦っている。そして、彼らはものすごく勝ちたいと思っている。僕がその立場にいたら、間違いなくそう思うだろう」

「みなさんが見てきたように、そして僕らも見てきたように、これまでに起きた今回のような争いについては、理解できる。でも、それについて僕はコメントするつもりはないよ」

 

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