アロンソ、アブダビテストでは首位もルノーF1「彼はまだ他のドライバーより不利」
ルノーF1のディレクターであるマルチン・ブコウスキーは、2021年にF1復帰するフェルナンド・アロンソは不利な状況で開幕戦を迎えると考えている。
写真:: Renault Sport
2度のF1王者であるフェルナンド・アロンソは、2021年のF1復帰に向けてルノーと共に準備を進めてきた。
アブダビで行なわれたいわゆる若手ドライバーテストの、アロンソの参加がFIAによって承認されたのは物議を醸したが、これにより彼は来季も使用されるルノーのシャシーを試すことができた。このテストで105周を走行したアロンソは、トップタイムをマークしている。
テストにアロンソが参加したことが、2021年シーズンに向けて有利に働くかと訊かれたルノーのエグゼクティブ・ディレクターであるマルチン・ブコウスキーは、他のドライバーと比べてアロンソが不利な状況にあることは変わりないと語った。
「彼がどれだけ不利を減らせたのか、ということだと思う。彼は2年間も(F1を)ドライブしていないからね」
「カルロス(サインツJr.)やダニエル(リカルド)など、チームを移籍するドライバーは新たなチームに慣れるのが難しいことだとは理解している。学ぶべきことはたくさんあるし、エンジニアや働き方も違う」
「しかしフェルナンドの場合、2年間全く走っていなかったんだ。だからこそ、我々は彼に走行時間を与えようとしているし、2018年のマシンでも走行する時間を与えようとしてきたんだ。彼がリズムを取り戻し、首など身体的なコンディションを整えるためにね」
2021年のオフシーズンテストは、計6日間から3日間に短縮されるため、新しいマシンに慣れるために走行出来る時間は少なくなっている。
計17年のF1キャリアがあるにも関わらず、ブコウスキーは冬のテストプログラムが短縮されることは、アロンソにとって難しい挑戦になると語った。
「ああ、フェルナンドが1日半のテストでマシンに慣れるのは難しいだろう。彼は長いことドライブしていないからなおさらだ」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments