フェルナンド・アロンソ、サイクリング中の事故で骨折した上顎を今シーズン終了後に再手術
フェルナンド・アロンソは、サイクリングでのトレーニング中に負った上顎の骨折に関して、F1に参戦する上で支障になることはないが、シーズンが終わった後再び病院に行かなければならないことを明らかにした。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
今季アルピーヌからF1に復帰するフェルナンド・アロンソは、先月スイスのルガーノ近郊で自転車を使ってのトレーニング中に自動車と接触。上顎を骨折する重傷を負った。
この怪我の治療のため、アロンソは数日にわたって入院。手術も受けた。しかし全ての治療が完了したわけでなく、今シーズン全ての日程が終了した後、再び病院に行かなければならないことを明かした。
「正直なところ、問題はないと思う」
F1復帰シーズンについて、アロンソはそう語った。
「2〜3週間にわたってトレーニングをしてきたが、まったく正常だった。月曜日と火曜日にシミュレータにも参加したので、準備にそれほど影響を及ぼすことはなかった」
「マーケティング対応の日と、フィルミングデーを欠席しただけだった。昨日の午後、全てをこなした。マーケティング活動に費やしたんだ。でも、僕は間違いなく元気だ」
「プロとして、ドライビングの面では100%だ。個人的な部分では、上顎に埋め込んだ2枚のチタンのプレートを取り外す必要がある。これは、シーズンが終わった後に取り出すんだ」
「シーズンが終わった後、まだやることがあるんだ。でもさっきも言ったように、僕の仕事に影響を及ぼすことはないよ」
そのアロンソは、テスト2日目にアルピーヌA521を初めて走行させる予定になっている。久々のF1参戦に向け、どれほどの努力が必要なのかをアロンソは十分に理解している。そして、自分に何ができるのかということを世間に示すチャンスを楽しんでいるようだ。
「僕はどんな挑戦も恐れることはない」
そうアロンソは語った。
「でも今の中団グループは非常に戦いが激しい。それは、我々もしっかり認識している。良いポイントを手にするためには、毎週末を完璧に過ごす必要があるんだ」
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