来季F1復帰アロンソ、チームへのサポート開始「必要なモノは何でも提供する」
来季F1復帰をすることが決まっているフェルナンド・アロンソは、今季残りの時期も、ルノーが必要とするアシストを行なうことができると語った。
Fernando Alonso, Renault F1 Team
Renault
2005年と2006年にF1王者に輝いたフェルナンド・アロンソは、2018年限りで一旦F1を退いた後、2年のブランクを挟んで2021年シーズンからF1に復帰することになった。所属チームはルノー。アロンソがルノーF1チームに加入するのは、2003〜2006、2008〜2009に続き、3期目ということになる。なおルノーは来季から、チーム名をアルピーヌに変更することになっている。
【ギャラリー】ルノーのファクトリーを訪れたアロンソ
今年のアロンソは8月にインディ500に出場。その後レースを戦うことはなかったが、つい先日にはイギリス・エンストンにあるルノーのファクトリーを訪れた。
アロンソはファクトリーで、今季用マシンR.S.20のシートフィッティングを受けた。アロンソは参加の可否はまだ決定していないものの、シーズン終了後のアブダビテストでF1マシンをドライブすることを望んでいる。シートを合わせた後、アロンソはシミュレータをドライブした。
ルノーが公開した動画に登場したアロンソは、2020年シーズンの残り、必要なことがあれば、レースの週末であってもチームをサポートするつもりだと語った。また、いくつかのレースに帯同することも予定しているという。
「来年に向けて集中すべきことは、チームが必要とするモノを僕にできることで補うということだ」
そうアロンソは語った。
「ファクトリーでは、来年への準備を整えるために、シミュレータに乗る日が数日ある。そして今年の週末もなんとか手助けするつもりだ」
「僕は2〜3レース、チームに帯同することになると思う。コース脇でチームを支え、そしてチームがどんな哲学で機能しているかを理解しようと思っている」
「アブダビに行くのは必須だろう。できれば、イモラにも行きたいと思っている。僕の自宅があるスイスから、とても近いからね」
「チームが必要とするモノは、何でも提供するつもりだ」
久々にルノーのファクトリーを訪問したアロンソは、当時とは色々な部分が変わっていたと語った。
「僕が前にここにいた時、シミュレータはなかった」
アロンソはそう語る。
「その後シート合わせを行ない、チームの主要な人たちとミーティング、そして来年に向けたプログラムを見直した。僕の側での、来年に向けた準備のスピードを早めたんだ」
「久々にこの施設を訪れ、新しいことを見つけた。新たにシミュレータが設けられ、風洞は新しくなった。でも、いくつかのモノは前と一緒だ。オフィスも、そして僕がよく使っていたジムもね」
「ファクトリーや設備は、常にどんどん良くなっているモノがある。そして、チームの将来に向けて良い状態にあるはずだ」
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