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新生アルファ・タウリ、レッドブルとの相乗効果をさらに加速へ

新生アルファタウリF1の代表であるフランツ・トストは、レッドブル・テクノロジーとの緊密な関係を活用できたことが、2019年シーズンにトロロッソ・ホンダとしてのパフォーマンスを向上させる鍵だったと語った。

Pierre Gasly, Toro Rosso STR14, leads Daniil Kvyat, Toro Rosso STR14, and Alex Albon, Red Bull RB15

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 2019年シーズンのF1で、トロロッソ・ホンダは躍進を遂げた。コンストラクターズランキングは6位……チーム史上最高の成績である。これには、乱戦となったドイツGPでダニール・クビアトが3位に、ブラジルGPではピエール・ガスリーが2位にと、2度の表彰台獲得を果たしたことが大きく貢献している。同一シーズン中にトロロッソが複数回の表彰台を獲得したのも、これが初めてのことである。

 トロロッソは、2018年シーズンからホンダのパワーユニット(PU)を使用。2019年からは姉妹チームのレッドブルも同じホンダPUを使い始めたため、多くのコンポーネントをレッドブルと共有することができた。このことが、パフォーマンスの向上に大きな役割を果たしたのは、間違いないようだ。

「我々のパフォーマンスが、レッドブル・テクノロジーとの協力関係による結果だというのは間違いない」

 今季から新たに”アルファタウリ”と名称を変更する同チームの代表であるフランツ・トストは、motorsport.comにそう語った。

「レッドブル・テクノロジーには経験豊富なエンジニアがたくさんいる。そのことは忘れてはならない。私にとってはそれは、最高の”テクニカルオフィス”だ。少なくとも、3つのトップチーム同様非常に高いレベルだ」

「そのグループとの相乗効果によって、利益を手にすることができる。だからこそ我々は、それを行なうのだ」

「2020年も、彼らからリヤエンド一式を入手する。たとえ1年落ちであっても、レッドブルが昨年走らせた、リヤエンドとフロントサスペンションを使えることになるんだ」

「型落ちだとしても、それは我々にとってのアドバンテージになる。我々には潤沢な資金もないし、エンジニアもそれほど多くいるわけではない。それを使うことによって、パフォーマンスを改善するための、他のエリアに集中することができるのだ」

 トスト代表は、2020年の中団グループの争いは、2019年シーズン以上に厳しいモノになると予想している。そして新レギュレーションが導入される2021年には、さらに激戦となることを覚悟しているようだ。

「誰もが、開発の手を緩めているわけじゃない」

 そうトスト代表は語る。

「ライバルよりも、スピードアップできればいいと思っている。それは、新型車の競争力による部分も大きいだろう。そして、ホンダのPUがどれだけ進歩するかということも重要だ。しかし一般的なことを言えば、マシンのレベルは今は横並びだから、かなり良いパッケージを手にすることが必要なんだ」

「我々にはふたりの経験豊富なドライバーがいる。そしてホンダも、冬の間にパフォーマンスを向上させるため、懸命に働いている」

「2020年用マシンの、開発のバランスを見つける必要がある。しかし、2021年用マシンの研究開発にも注力しなければならない。だから、非常に難しいシーズンになるだろう」

「これは、財政的な部分に依る部分も大きい。そしてもちろん、トップ3チームはこの点で大きなアドバンテージを持っている。そのことは理解している。とはいえ、我々は2020年に良いマシンを手にし、そして2021年にも同じように良いマシンを登場させられることを期待している」

 トスト代表はまた、クビアトとガスリーのコンビが、チームにもたらす知識について重要視している。クビアトは6年目、ガスリーは3年目のフル参戦シーズンを迎えることになる。

「経験面では、これまでで最高のドライバーラインアップと言えるだろう。状況によるけれども、2021年にはチームに若いドライバーを迎える可能性もある。でも今はその必要はない」

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「現時点では、我々はこういった経験豊富なドライバーを抱える良いポジションにいる。レッドブル・レーシングで何かが起きた場合、彼らは我々が抱える、その経験豊富なドライバーを引き抜いていくことになる。そしてこのラインアップは、我々が仕事を始めていくにあたってのかなり良いポジションだと思う。柔軟性……それこそがまさにレッドブルが成し遂げたいことなんだ」

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