昨年のテストより“遥かに”良い! アルファタウリのガスリー、2021年シーズンに向けワクワク
アルファタウリF1のピエール・ガスリーは2021年シーズン開幕に向け「ワクワクするだけの十分な理由がある」と語っており、チームが昨年の同時期よりも良い状態にあると確信している様子だ。
Pierre Gasly, AlphaTauri AT02
Mark Sutton / Motorsport Images
F1の2021年シーズン開幕戦バーレーンGPが間近に迫っているが、アルファタウリのピエール・ガスリーが新シーズン開幕に大きな期待感を抱いている。
ガスリーは昨年アルファタウリAT01を走らせ、イタリアGPでF1キャリア初優勝を記録。ランキング10位でシーズンを終えるなど、好調なシーズンを過ごした。AT01は、中団チームでの争いにしっかりと参加していくことが可能なクルマになっていた。
そして2021年用の新車AT02は、先日行なわれたプレシーズンテストにおいてポジティブな兆候を示した。新加入のルーキーである角田裕毅が総合2番手タイムを記録、ガスリーもトラブルフリーで非常に多くの周回を重ねレースシミュレーションもしっかりと実施するなど、わずか3日間のテストながら非常に充実した内容となった。
テストでの好調もありアルファタウリには期待の視線が注がれており、ガスリーもその興奮が現実のものとなることを望んでいると語る。しかし同時に開幕戦が行なわれる前に結論を出すことは時期尚早だと冷静な姿勢を崩さなかった。
「興奮してワクワクするのに十分な理由がある。僕もシーズン序盤の段階で強力なパフォーマンスを発揮することができるのを願っている」
ガスリーは開幕戦バーレーンGPに向けそう語った。
「アルファタウリは良いパッケージを手にしている。でも僕としては性急に結論を出したくない。(レースウィーク中は)状況が大きく異なってくるだろうからね。現時点では自分たちのことに集中するだけだ」
「改善すべき点は常にあるものだけれど、正直に言って昨年同時期のバルセロナテストに比べて遥かに良くなっている」
またアルファタウリの自信には今季ホンダが投入した新型のパワーユニットによる後押しもある。ガスリーは新型パワーユニットについて昨年型から良い進歩を遂げていると説明している。
「これまでのところ(PUには)本当に満足している。昨年に比べて一歩前進しているよ」と、ガスリー。
「ドライバビリティは3日間で完璧だった。だからこの面では本当にポジティブだ」
「予選が行なわれる前に興奮しすぎるつもりはないけど、僕らは全体像を把握していると思う。良いポジションをかけて争うことができるのを願っている」
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