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アルファタウリ、角田裕毅に発生した”ドリフト”問題を調査へ。「片側だけホイールスピンしているような感覚だった」

アルファタウリは、F1オランダGPで角田裕毅のマシンに発生した”ドリフト”問題について調査を進めることを決めた。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT03, leaves his pit box

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 アルファタウリの角田裕毅は、F1オランダGPを9番手からスタートしたが、最終的にマシントラブルによりリタイア。チームはこのトラブルについて、調査を進めると発表した。

 角田は、ピットイン直後の43周目にコースサイドにマシンを止めた。タイヤがすべて正しく装着されていないと感じると、無線でチームに報告した。

 しかしその30秒後、角田は「データに異常がないため、レースを続行するように」と言われた。角田はピットに戻り、シートベルトを締め直し、別のタイヤを装着して再びコースインした。

 だがコースに出た直後、角田はエンジニアから、チームが問題を発見したためマシンを止めるように指示された。角田はマーシャルポストの近くにマシンを停めたが、マシンを安全に回収するためにバーチャルセーフティカーが導入されることになった。

 アルファタウリの車両性能担当チーフエンジニアであるクラウディオ・バレストリは、レース後のプレスリリースでこの問題を「クルマの故障」と呼び、調査中であることを認めた。

「ピットストップの後、彼はマシンのリヤに異変があると報告した。我々はタイヤを交換するために再び彼を呼び寄せ、その直後にマシンの故障が発生した」

「これは現在、チーム内で調査中だ」

 最初にマシンを停めた際のことについて訊くと、角田は「問題があると感じた」と話し、「特に左リヤはかなりハッキリしていた」と語った。

「エンジニアからストップするように言われましたが、明確な問題やデータ上の問題は見当たりませんでした」

「そのため、タイヤを交換するために再びピットインしました。その後、データ上では明確な問題が見つかりました。だから停めたんです」

 しかし角田は、ピットを離れても問題は解消されず、「片方だけがホイールスピンしている」ような感覚だったという。

「ストレートでドリフトしているような、カウンターステアをしているような、そんな感じでした。それが、僕が普通じゃないと感じた理由です」

 予選でQ3に進出し、決勝では5月のスペインGP以来となるポイント獲得を目指していた角田。調子を取り戻すためにも、クリーンな週末を過ごしたいと語った。

「まずはレースウイークをクリーンにして、その後にリズムを取り戻したい」と話した。

「今は、まったくリズムがよくありません。だから、とにかく良いリズムを取り戻し、コンスタントにポイントを獲れるようにしたいです」

Additional reporting by Oleg Karpov

 
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